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書評

『経営思考の「補助線」-変化の時代とイノベーション』

更新日:2009年11月26日

『経営思考の「補助線」-変化の時代とイノベーション』 御立 尚資/著 『経営思考の「補助線」-変化の時代とイノベーション』 御立 尚資/著

「ジャガイモの教訓」「恐竜の絶滅」「もったいない」「ハプスブルク家の婚姻政策」「カラーテレビ」「島田紳助」無秩序に挙げられたキーワードに思えますが、これらは経営や現在の経済状況を考える上での「補助線」となります。

筆者によると、ビジネス上の問題や疑問点とは無関係と思われる補助線に目を向ければ、思いがけず難問を解決する糸口を発見できるそうです。

例えば、19世紀のアイルランドで起きたジャガイモの疫病による大飢饉で得た、「ジャガイモの教訓」について考えるとき、食料の大半をジャガイモに依存していた単作のリスクは、成功しているビジネスモデルへの過度な集中が、時には経営上の危機をもたらすリスクを思い起こさせます。

上に挙げたキーワードがどんな経営思考の補助線となっているのか気になりませんか?

身近にある話題からヒントを得て、変化の時代を生き抜く経営を紐解いていく発想の転換に、思わず「そうだったのか!」と頷けるビジネスエッセイです。