利用案内

よくある質問

蔵書に関すること

古い新聞はありますか?
中央図書館では、朝日新聞は明治12年(1879年)から、中国新聞は明治27年(1894年)から所蔵しています。(若干の欠号があります。)
新聞紙そのもので見られるのは過去1年程度までのものです。それ以前のものは、縮刷版やマイクロフィルムで見ていただくようになります。また、昭和34年(1959年)以降は朝日、読売、毎日、日経といった全国紙の縮刷版もあります(産経新聞の縮刷版はありません)。
また、その他の図書館では、中国、朝日、読売、毎日、産経、日経(こども図書館は中国、朝日、毎日のみ、湯来河野閲覧室は中国、朝日のみ)といった主要全国紙を1年保存しています。(こども図書館は1か月、あさ閲覧室は4か月(当月分+3か月)保存)
古い雑誌はありますか?
中央図書館、こども図書館では、雑誌によって、1年保存、3年保存、永年保存と、保存年限を分けて収集しています。永年保存のものには、文芸春秋(昭和23年(1948年)から所蔵)、週刊朝日(昭和36年(1961年)から所蔵)など、若干の欠号はありますが、古くから所蔵しているものもあります。
その他の図書館では、雑誌は1年保存しています。
最新号以外は、貸出できます。なお、中央図書館の雑誌はいつでも館内で閲覧していただけるよう貸出していません。
全国の電話帳はありますか?
中央図書館3階参考閲覧室に揃えています。ただし、古い版はなく、最新のもののみとなります。
CD、DVDはありますか?
視聴覚資料(録音図書などの障害者サービス用視聴覚資料は除く)は収集していません。詳しくは、「広島市立図書館資料収集方針」をご覧ください。
視聴覚資料の貸出については、中央図書館に隣接する広島市映像文化ライブラリーにお問い合わせください。
点字の本はありますか?

安芸区図書館で点訳絵本を所蔵しています。

バリアフリー図書の紹介

市立図書館では、本がそのままの状態では読めない、読みにくい方のために読みやすく工夫された「バリアフリー図書」を所蔵しています。
安芸区図書館には点訳絵本のほかに、「布の絵本」を所蔵しています。
また、各館・室に、普通の文字より大きく太い文字に組み替えてつくられた「大活字本」のコーナーがあります(まんが図書館、あさ閲覧室を除く)。

住宅地図はありますか?
中央図書館3階広島資料室に広島県内の住宅地図を所蔵しています。ブルーマップと称される「住所」から不動産登記の「地番」が簡単に分かるようにした地図帳も所蔵しています。各区図書館では区の住宅地図を所蔵しています。最新版を所蔵していない場合もありますので、ご利用の場合はご確認ください。
市立図書館にはどのくらいの本がありますか?
市立図書館全体で、約220万冊所蔵しています。(移動図書館車「ともはと号」に載せているものや、公民館等に配本してあるもの約27万冊も含みます。)
図書館はどんな本でも貸出をするのですか?

資料(図書や雑誌等)の収集に際しては、平成16年(2004年)3月に市民の皆様のご意見をいただいて策定し、平成31年(2019年)3月に改訂した「広島市立図書館資料収集方針」に基づき、多くの方の利用が見込めないような高度な学術書を除き、参考図書、専門書を含め、基本的な資料を幅広く収集することとしています。そして、図書館は、「基本的人権のひとつとして知る自由を持つ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務」とし、「すべての図書資料は、原則として国民の自由な利用に供されるべき」という考え方に基づいて、できる限り資料提供の制限をしないようにしています。

しかしながら、公刊された資料に法律上の問題や名誉毀損、プライバシーの侵害の可能性があると思われる場合には、日本図書館協会の見解である「図書館が提供制限を行うことがあり得るのは、(1)その資料の頒布差し止めの司法判断があり、(2)そのことが図書館に通知され、(3)被害者が図書館に対して提供制限を求めた、との要件があった場合である。」を参考にして、その提供の可否を検討し、館外への貸出や閲覧の制限をしている資料もあります。

そのほか、多くの方が図書館内でいつでも利用できるように、辞書・事典、各種白書・年鑑類、高価な美術書などや1冊しか所蔵がない郷土資料など、貴重な資料については貸出は行わず、館内での閲覧のみとしています。
詳しくは職員にお問い合わせください。

図書館で不用になった本や雑誌はどのようにしているのですか?
図書館では、時を経て利用が少なくなった本で、保存するものを除いた本などを図書館の所蔵から外し、市民の皆さんに無償譲渡することで有効な活用を図っています。中央図書館では、例年秋に「本のリサイクルフェア」として実施しています。この行事への参加は広報紙「ひろしま市民と市政」等で広報し、あらかじめ申し込みを受けてから可能となりますのでお気をつけください。
また、保存年限を経過した雑誌の無償譲渡を行っている図書館もありますので、詳しくは職員にお問い合わせください。