タイトル
08.民喜ゆかりの場所をたずねて

5.「原民喜 永眠の地」 円光寺
(現 広島市中区白島町)
     
円光寺
原家の墓所のある円光寺
民喜、貞恵が眠る。原家の墓所。   
代表作「夏の花」の冒頭の場面で、主人公が夏の花を抱え妻の墓参をするのはこの地。





6.「広島東照宮」 (現 広島市東区二葉の里)
 
原爆65周年追憶碑
原爆65周年追憶碑
被爆した人々は僅かの木陰を求め、市中から二葉山の麓にある、ここ東照宮下の空き地に避難したという。
民喜も被爆の翌日、ここで多くの被災者とともに一夜を過ごし、その惨状を書き綴った手帳を基に、代表作「夏の花」を書き上げた。 その手帳に記された「コハ今後生キノビテコノ有様ヲツタヘヨト天ノ命ナランカ」という言葉を刻んだ「原爆65周年追憶碑」が平成22年8月6日東照宮内に建立された。

東照宮内の原爆慰霊碑
 東照宮内の原爆慰霊碑

7.「鶴羽根神社」   (現 広島市東区二葉の里)

婚礼写真
婚礼写真
民喜は妻貞恵とここで結婚式を挙げた。   
当館で保管している結婚式祝詞の日付は、1933年(昭和8年)3月17日。

鶴羽根神社 鶴羽根神社



8.民喜の疎開した八幡村
(現 広島市佐伯区八幡)
    
現在の田尾商店付近。
現在の田尾商店付近。ここで「夏の花」が。
被爆から2日目の夜を東照宮で過ごした後、民喜は当時の 広島市の郊外、八幡村へ次兄守夫らと共に避難する。 八幡村大字中地の田尾家の離れ2階を借り、苦しい生活の中、 ここで「夏の花」「廃墟から」等が生み出された。




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