お知らせ
2026年8月12日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2026年夏休み特集
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
『さがしています』
アーサー・ビナード 作 岡倉 禎志 写真 童心社 2012年
この本は原爆が投下された1945年8月6日に被爆して亡くなった人が身につけていたりした物たちが、カタリベとしてあの日のことを話してくれる本です。ぼくはこの本でその人がもっていた物が被爆後も残っていて、それを大切にもっていた人がいるんだなと思うと、戦争は絶対にしてはいけないと思いました。
(はるはる)
『ぞうのたまごのたまごやき』寺村輝夫の王さまシリーズ1
寺村 輝夫 作 和歌山 静子 絵 理論社 1998年
「じゃあ、ぞうのたまごをもってくればいいではないか」主人公の王さまは、とってもいばって言いました。王さまはぞうが卵を産むと信じていたのです。そのせいで、卵を焼くためのフライパンやかまどを作ったりと、家来たちも大騒ぎ。でも、ぞうは卵を産むのでしょうか。
みんなの勘違いで起こったどたばた劇が不思議だったことと、卵からいろいろな動物が生まれてくる描写が読んでいてとても楽しかったです。私は中学生の頃朝読書でこの本を読んで、次の展開が予想できず、わくわくしてとても面白かったです。ゆかいな王さまのお話をぜひいろいろな人に手に取って読んでもらいたいです。
(なぎ)
『凍りのくじら』
辻村 深月 〔著〕 講談社 2008年
藤子・F・不二雄のドラえもんを愛してやまない主人公・芦沢理帆子(あしざわりほこ)。それは、父からの影響でした。そんな父が失踪して5年。高校生の理帆子は周りの人をS・Fで「スコシ・○○」と表現し、自分のことは「スコシ・不在」と表現しています。
そんな中、夏の図書館で彼女は「別所(べっしょ)あきら」という青年と出会います。彼の願いは「君の写真を撮ること」。そのころ始まった不思議な警告。その中で理帆子は本当の自分を見つけ出す。そんな物語です。
私が初めてこの本を読んだときは、「自分を本当に大切に思える人」ということについて深く考えさせられました。ぜひ読んでみてほしいです。きっと「大切に思ってくれる人」「大切にしたい人」を理帆子の写真が照らし続けてくれるはずです。
(アオリンゴ)
『アイスクリーム・タワー』
野中 柊 作 長崎 訓子 絵 理論社 2006年
パンダのポンポンシリーズの4巻めで、タイトルからわかる通り夏にピッタリな一冊です。
食いしんぼうなパンダのポンポンは街で一番人気のレストランのコックさんで、手作りの料理で街の動物たちを元気にします。街の個性的でゆかいな動物たちの行動にも注目です!
この本を読んだ後はちょっといいアイスが食べたくなります。ぜひ読んでみてください。
(よむよむくん)
『おいしいごはんが食べられますように』
高瀬 隼子 著 講談社 2022年
タイトルと表紙で、勝手にほんわかした内容かと思っていたら全然違いました。本は、一気読みできるくらいのページ数です。食に関して、いろいろな人の視点がいろいろな方向で描かれていて、人の心の中の裏と表が表現されています。ふと、自分の周りの人に当てはめて比べてしまいそうな感じです。
(あららん)
『十五少年漂流記』
ジュール=ベルヌ 著 那須 辰造 訳 金 斗鉉 絵 講談社 1990年
みなさん夏休み楽しんでますか??暑いですね。ほんとに暑い。わたしは外に出るのも嫌になるくらいの暑さだなと思っています。でも、わたしは家の中にいても、本を読めば冒険ができると思います。この本も、自分では絶対に経験できないような冒険を経験しているような気持ちにさせてくれる本です。
みなさんも十六人目として一緒に冒険に出てみませんか?(「漂流」だけど読んでるわたしたちは安全だし!!笑)
(いちごあめ)
『くろねこのロク空をとぶ』
インガ ムーア 作・絵 なかがわ ちひろ訳 徳間書店 2015年
くろねこのろくは、まいにち6けんの家からごはんをもらっています。そんなロクは夏にスコットランドという国にりょこうに行くことになり、森で山ねことなかよくなります。まちでそだったロクにとって、森はあたらしいことばっかりで大ぼうけんです。山ねことロクが、おいしい食べものをさがしてロブスターやうさぎなどのえさをつかまえようとがんばるところが見どころです。ロクのひょうじょうがゆたかでとてもかわいいので、そこもちゅうもくして読んでみてください。
(NH₃)
『おしいれのぼうけん』
ふるた たるひ さく たばた せいいち え 童心社 1974年
あなたは「ごめんなさい」を素直に言うことができますか?
これは、さくらほいくえんに通っている、さとしとあきらの物語です。さとしがあきらのミニカーを奪ったことをきっかけに、二人は喧嘩を始めます。せんせいが注意しても喧嘩をやめない二人は、みんなから恐れられている「おしいれ」に閉じ込められてしまいます。そこで、あきらとさとしの不思議な「おしいれのぼうけん」がスタートします。ぼうけんを通し、せんせいや友達を巻き込みながら成長していくさとしとあきらが見どころの物語です。
(Asterisk)
『継続する技術』
戸田 大介 〔著〕 ディスカヴァー・トゥエンティワン社 2024年
いざ計画を立てても、なかなか終わらない。夏って、そんな悩みも抱えやすい時期ですよね。
この本は、継続できる人と、挫折してしまう人の違い、そこから見える継続する技術について、シンプルに解説されています。あなたの中の火が消えないうちに、是非一度、手に取って読んでみてください。
(てつてつ)
『本屋さんのダイアナ』
柚木 麻子 著 新潮社 2016年
みなさんは、新学期にする自己紹介は好きですか?このお話の主人公の一人である矢島ダイアナは、だいきらいでした。なぜなら母に無理矢理そめられた金髪と純日本人なのに『大穴(ダイアナ)』と読む名前が大のコンプレックスだったからです。案の定『変な名前』とからかわれた矢先に、もう1人の主人公神崎彩子が「ダイアナは変な名前じゃないわよ、みかげちゃん。」といじめっ子をたしなめ、ダイアナも私も大好きな作品、『赤毛のアン』の主人公アンの親友の名前と同じだということをみんなに教えてくれました。そんな2人が親友になり大人になるまでを描いたこの物語。『赤毛のアン』をはじめとした名作へのオマージュがちりばめられており、何回読んでも新しい発見があって読んでてたのしい小説になっています。
海外の女子小説が好きな方、自分の名前にコンプレックスを抱えている方、親友がいる方、もちろんそうでない方にも読んでもらいたい一冊です。
(ひがしこちゃん)