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ライブラリー・サポーターズのおすすめ本
2025年1月

カテゴリー:こども図書館
記事分類:お知らせ公開日:2025年1月21日

こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。

ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。

おすすめ本

高校3年生にとって最後の行事である「歩行祭」を描いた作品です。一日中歩き、次の日は学校まで走って帰るという非日常的な行事の中で友達やクラスメイトの秘密や本音を知っていくお話です。高校生達の大切な人のための行動ひとつひとつがとても輝いてみえました。ぜひ読んでみて下さい。

(Y.K)

ある日、主人公はネコに声をかけられる。主人公颯太は、自分はふつうに暮らしていると思っていた。でも、ネコに声をかけられてから、様々な変化に気づくことが増えた。颯太がおじいちゃんの家に行くと、おばあちゃんはいろいろと忙しそうなのに、おじいちゃんは何もしないで新聞を読んでいるだけで、それは当然だというような顔をしている。「ふつう」は男子がおごるもの?

知らないうちにさせられている競争を、そんな風に「今まで考えたことなかった!」ということにたくさん気づけて、とてもおもしろいのでぜひ読んでみてください。

(おもち)

ピアニストを目指す遥は、両親や祖父、帰国子女の従姉妹とともに幸せな人生を送っていた。しかし、ある日遥は祖父と従姉妹と火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまった。ピアニストになることは絶望的な状況だったが、逆境に負けず、コンクール優勝を目指し、猛特訓をする。しかしそんな中、不吉な出来事が次々と起こってしまう...。

映画化もされた、何度も読み返したくなる本です!

(N.C)

みなさんは寒い冬に何をしていますか?この本の著者である増田さんはオコジョに会うために10年近く山に登ったそうです。オコジョとは夏は茶色と白色、冬は白色のイタチ科の動物です。15~20cmの大きさで耳が丸くとてもかわいらしい姿をしています。この本にはオコジョの写真がたくさん載っています。ひまなときに眺めたり、何かに癒されたいときにぴったりな本です。また、著者のちょっとした日記もついており読むだけでもおもしろいです。ぜひ読んでみてください!

(ゆりんご)