佐伯区湯来町にある湯ノ山は、寛永元年(1748年)に藩主の湯治場に指定されました。寛永3年(1750年)に完成した湯ノ山明神の境内地には湯屋が、その上段には本殿、拝殿などの神社施設があり、湯ノ山明神旧湯治場として昭和49年(1974年)に国の重要有形民俗文化財に指定されました。
この旧湯治場の湯屋や本殿、拝殿の屋根等に経年による破損、腐朽がみられたため、平成25年(2015年)度から平成28年(2016年)度にかけて保存修理が行われました。
中央図書館の特別コレクション｢浅野文庫｣に所蔵している｢都志見往来日記･同諸勝図｣は、広島藩の絵師･岡岷山が寛政9年(1797年)に描いたもので、旧湯治場の当時の様子が描かれています。
｢都志見往来日記･同諸勝図｣のパネルや、湯ノ山明神旧湯治場に関する本を展示し、湯ノ山明神旧湯治場やこのたびの保存修理を記念して行われる湯の山温泉湯治場まつりを紹介します。

期間

平成29年9月15日(金)～ 9月28日(木)

場所

中央図書館 2階 サテライト(北側)

主催

広島市立中央図書館

問い合わせ先

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