お知らせ
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2026年6月12日
こども図書館
中国新聞「子どもたちへ本の招待状」(2026年5月)に掲載された本の紹介記事
こども図書館職員が中国新聞「子どもたちへ本の招待状」(2026年5月)で紹介した本です。
本選びの参考にいかがですか?
2026年5月12日掲載(対象:小学校中学年から)
『宿場町の一日』
いわた 慎二郎 作・絵 (講談社)
連休中、旅行に出かけた方も多いのではないでしょうか。江戸時代は、日本で初めて旅が盛んになった時代だそうです。まだバスも電車もなかった時代、ほとんどの人は歩いて旅をしており、「はたご屋」と呼ばれる旅館に泊まっていました。この「はたご屋」が集まった町を「宿場町」と言います。
この絵本は、一軒のはたご屋の家族を中心にした、宿場町の一日を描いています。旅人の服装や持ち物、宿の様子などが細やかに描かれており見応えたっぷり。現代と比べてみても楽しめます。ほかに博物館や野球場、ロケット発射場の一日を描いた絵本もあります。
2026年5月25日掲載(対象:小学校高学年から)
『レッド・フォックス』
チャールズ・G・D・ロバーツ 作 チャールズ・リビングストン・ブル 画 桂 宥子 訳(福音館書店)
カナダ東部の未開の森にすむ赤ギツネ、レッド・フォックス。鮮やかな濃い赤毛の彼は、命懸けで家族を守った父譲りの勇敢さで、シロフクロウ、ミンク、猟犬などの強敵に立ち向かいます。時にはスカンクに強烈な悪臭を浴びせられ、ミツバチの大群に襲われることも。冷静な観察力と素早い判断力で敵の攻撃や山火事などの災難をかわし、厳しい自然界でたくましく生き抜いていきます。
物語はレッド・フォックスの視点で進み、事実に基づいたキツネの生態や感情が写実的に描かれています。わなを仕掛ける人間との攻防など、リアルで躍動感に満ちた物語です。