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菊野 雅之/著 -- 文学通信 -- 2022.9 -- 375.8

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中央 閲B K/375.8/きく/ロ 180407545Y 一般書 可能 利用可

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タイトル 古典教育をオーバーホールする
副書名 国語教育史研究と教材研究の視点から
著者名 菊野 雅之 /著  
出版者 文学通信
出版年 2022.9
ページ数等 277p
大きさ 21cm
分類(9版) 375.8  
分類(10版) 375.8  
内容紹介 古典教育はなぜ必要なのか。明治・大正期の中等国語読本の形成過程及び古典作品の教材としての位置を明らかにするとともに、平家物語を対象に教材研究の観点から、古典学習の機能論や単元構想の方法論について言及する。
著者紹介 1978年鹿児島県生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程国語科教育専攻単位取得満期退学。北海道教育大学准教授。博士(教育学)。 
テーマ 国語科 , 文学教育  
ISBN 4-909658-87-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥2700
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110618171

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに-古典教育史を分解・点検し、教材研究のあり方を問う
第一部 近代中等国語読本の歴史から問う
第一章 古典教育の始発としての近世往来物と『平家物語』
第二章 近代最初期の古典教科書の成立-稲垣千穎編『本朝文範』『和文読本』『読本』
第三章 近代中等国語科教育の枠組みの形成
第四章 明治の教科書編集者・新保磐次と「普通文」の実現
コラム1 「古典探究」における新出の指導事項
第五章 明治始発期の日本文学史は『平家物語』をどう捉えたか
第六章 教科書に導入される言文一致体-落合直文編『中等国語読本』について
第七章 古典は誰のものか-保科孝一の言説を手がかりに
コラム2 読むことの学習過程から古典学習を構想する
第二部 古典とはどのような教材なのか
第一章 古典を教材化するための視点を求めて
第二章 「扇の的」教材論-古典学習の構築の視点1
第三章 「敦盛最期」教材論-古典学習の構築の視点2
第四章 「敦盛最期」単元案-古典学習の構築の視点3
コラム3 「古典探究」の指導事項を分析する
第三部 史料
第一章 落合直文『中等国語読本』の編集経緯に関する基礎的研究-二冊の編纂趣意書と補修者森鴎外・萩野由之
コラム4 実用的な文章・説得的な文章としての平家物語
第二章 稲垣千穎松岡太愿編輯『本朝文範』上巻緒言
第三章 今泉定介「中等教育に於ける国文科の程度」(『教育時論』三三四号明治二七年七月)
第四章 物集高見『新撰国文中学読本』(明治三〇年三月十五日発行金港堂出版)