資料詳細

奥井 遼/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2015.4 -- 777.1

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)
  

所蔵

所蔵は 1 件です。予約は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 閲A K/777.1/おく/ヤ 180275538$ 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル 〈わざ〉を生きる身体
副書名 人形遣いと稽古の臨床教育学
著者名 奥井 遼 /著  
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2015.4
ページ数等 13,332,5p
大きさ 22cm
分類(9版) 777.19  
分類(10版) 777.1  
内容紹介 淡路島の人形浄瑠璃におけるわざの稽古と継承、および実演の過程を臨床教育学の立場から記述したフィールド調査の成果。わざと向き合い、応じる身体に、近代の教育現場から抜け落ちていた「身を投じた学びの可能性」を見出す。
著者紹介 1983年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(教育学)。日本学術振興会海外特別研究員(ルーアン大学)。 
内容注記 文献:p313~327
テーマ 人形浄瑠璃  
ISBN 4-623-07361-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥6000
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103710104

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 〈わざ〉の経験を記述する
1 〈わざ〉研究の可能性と臨界
2 現象学的記述が開く「生きられた経験」
3 フィールドとしての淡路人形座
4 本書の構成
第Ⅰ部 稽古
導論 ミクロなやり取りの記述に向けて
第一章 稽古を支える相互行為
1 稽古場面の概要
2 身ぶりとして投じられる違和感
3 手本の成立
4 静止と再開による反復稽古
5 稽古という「系」の中から
第二章 知識の参照点としての身体
1 稽古場面の概要
2 身体図式の「崩壊」
3 教え手ごとのアドバイスの相違
4 暗黙の手本、知識の出現
5 個人稽古と身体図式の模索
第三章 背景化される身体
1 稽古場面の概要
2 背景化しながら雄弁に語る身体
3 頭遣いの一人語り
4 運動的意味の諸相
5 身体が結ぶコミュニケーションの諸相
第四章 生きられつつある型
1 稽古場面の概要
2 〈打ち込み〉
3 〈こじり六法〉
4 「流れ」「間」の習得
5 〈わざ〉の習得とは何か
小括 「暗黙知」から「なじみの知」へ
第Ⅱ部 興行
導論 等身大の伝統芸能の記述に向けて
第五章 「継ぐ」ことの手触り
1 公共的な伝統芸能の誕生
2 神事から芸能へ
3 継ぐことの手触り
第六章 「淡路らしさ」を求めて
1 復活公演の試み
2 手作りの舞台
3 身体化されゆく舞台空間
4 振りにおける「淡路らしさ」の追求
5 臨機応変に舞う人形
6 復活公演を通したわざの変容
第七章 「巡業」、あるいは等身大の駆け引き
1 出張公演
2 子どもと出会う人形遣いの身体
3 等身大の駆け引き
4 現代の「巡業」公演として
小括 時間・空間を背負った〈わざ〉
終章 〈わざ〉の臨床教育学に向けて
1 生きた身体と「スタイル」
2 身体による意味の発生
3 身を投じた学びの生起
小括 時間・空間を背負った〈わざ〉