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石原 渉/著 -- 佛教大学 -- 2015.2 -- 553.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 参書庫 K/553.7/いし/ヤ 180276529/ 一般書 可能 利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

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タイトル 碇の文化史
シリーズ 佛教大学研究叢書
著者名 石原 渉 /著  
出版者 佛教大学
出版年 2015.2
ページ数等 6,311,11p
大きさ 22cm
分類(9版) 553.7  
分類(10版) 553.7  
内容紹介 わが国における碇の存在とはどういうものであったのか。さまざまな時代の実際の碇をとりあげ、形態上の変化と発展の系譜をたどりながら、さらには海事史の隙間に埋もれた碇というものの存在を、文化史の側面からも考察する。
著者紹介 1954年長崎県生まれ。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程修了。博士(文学)。公益財団法人日本習字教育財団理事・同付属博物館「観峰館」副館長。 
テーマ 艤装-歴史  
ISBN 4-7842-1791-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥5800
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103708202

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
はじめに
第一節 研究の視点
第二節 研究の方法
第三節 船の発達史
おわりに
第一章 先史時代のイカリ
はじめに
第一節 イカリと錘
第二節 先史時代の礫石錘に関する研究史
第三節 縄文時代の礫石錘
第四節 弥生時代の礫石錘
第五節 礫石錘の形態分類
第六節 先史時代のイカリに関する考察
おわりに
第二章 古墳時代と古代のイカリ(碇)
はじめに
第一節 古墳の線刻画にみるイカリの表現
第二節 船形埴輪にみる古墳時代の船
第三節 後世に描かれた船とイカリの線刻画
第四節 古墳時代のイカリ
第五節 文献にみる古代の沈石・重石
第六節 船戸遺跡から出土した古代の碇
第七節 イカリという名称
第八節 絵画資料にみる遣唐使船と碇の資料
第九節 考察
おわりに
第三章 「入唐求法巡礼行記」にみる碇(【イカリ】)
はじめに
第一節 承和遣唐使節団の派遣にいたる経緯
第二節 承和遣唐使節団の航海
第三節 長江河口における碇(【イカリ】)の使用例
第四節 新羅船による沿岸航路上における碇(【イカリ】)の使用例
第五節 座礁時における碇(【イカリ】)の使用例
第六節 文登県清寧郷赤山村における碇(【イカリ】)の補充
第七節 「入唐求法巡礼行記」にみる碇(【イカリ】)に関する記載と考察
おわりに
第四章 中世の碇
はじめに
第一節 日本国内出土の碇石とその研究
第二節 中国国内の碇石の変遷
第三節 長崎県松浦市鷹島町沖出土の碇石
第四節 海底に埋没していた大型碇の出土
第五節 碇石の諸形式
第六節 蒙古襲来時の蒙古軍船とその碇
おわりに
第五章 中世和船の碇
はじめに
第一節 絵画資料に描かれた和船と碇
第二節 出土した碇石
第三節 出土した碇身
おわりに
第六章 鉄製錨の登場とその原因
はじめに
第一節 中国における鉄製錨の登場
第二節 日本における鉄製錨の登場
第三節 「錨」という表記
第四節 碇を喰ったフナクイムシの存在
第五節 素材からみた碇の変遷
おわりに
補論 茨城県、南西諸島、沖縄本島で発見された碇石
はじめに
第一節 茨城県波崎町の碇石
第二節 碇石の由来
第三節 南西諸島および沖縄本島近海から発見された碇石
おわりに
終章
はじめに
第一節 先史時代のイカリ
第二節 古墳時代のイカリと古代の碇
第三節 古代の用錨法
第四節 中世中国船の碇と和船の碇
第五節 鉄錨の登場
第六節 素材からみた碇の変遷
第七節 構造からみた碇の変遷
第八節 用途からみた碇の変遷
おわりに