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山尾 涼/著 -- 水声社 -- 2015.3 -- 940.278

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なか区 一般 /940/やま/ 080102670O 一般書 可能 利用可

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タイトル カフカの動物物語
副書名 〈檻〉に囚われた生
著者名 山尾 涼 /著  
出版者 水声社
出版年 2015.3
ページ数等 251p
大きさ 22cm
分類(9版) 940.278  
分類(10版) 940.278  
内容紹介 カフカの動物物語を眺めた際に浮かび上がる、あらゆる生き物の生の周囲に抑圧的な檻が構築されていく過程から、カフカの捉えた社会の諸相と、近代以降の文明的な社会に生きる、人間の生の置かれた状況を明らかにする。
著者紹介 1978年名古屋市生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。文学博士。専攻はドイツ文学。松山大学准教授。 
内容注記 文献:p233~244
テーマ 動物(文学上)  
ISBN 4-8010-0091-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥4000
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103702403

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
1 使用テクスト〈動物物語〉
2 先行研究および本書の位置づけ
第Ⅰ章 〈動物物語〉とは
1 〈動物物語〉を研究する意義
2 〈動物物語〉の特性
3 〈動物物語〉とその寓話性の問題
第Ⅱ章 社会的な〈檻〉
1 『あるアカデミーへの報告』
2 人間と動物の区別
3 戦略としての擬態
4 「人間という出口」と「自由」の問題
5 「人間」であることの苦しみ
第Ⅲ章 他者との関係・身体という〈檻〉
1 カフカの〈動物物語〉と身体性
2 『変身』
3 家族という檻
4 「寄生虫的存在」
5 〈動物物語〉における身体記号
第Ⅳ章 認識という〈檻〉
1 欺瞞・審級・不変性
2 『ある犬の研究』
3 『巣穴』-脱領域の可能性という問い
4 『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族』
最終章 動物という表象とこれからの〈動物物語〉