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宮澤 隆義/著 -- 新曜社 -- 2015.2 -- 910.268

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タイトル 坂口安吾の未来
副書名 危機の時代と文学
著者名 宮澤 隆義 /著  
出版者 新曜社
出版年 2015.2
ページ数等 281p
大きさ 20cm
分類(9版) 910.268  
分類(10版) 910.268  
内容紹介 よく知られた「日本文化私観」から、通俗的とされる「ジロリの女」「不連続殺人事件」「土の中からの話」等まで坂口安吾の文章を時代順に追いながら、そこに通底する文学の核心に、通説に囚われることなく大胆に迫る。
著者紹介 1978年生まれ。早稲田大学文学研究科日本文学(近代)専攻博士後期課程満期退学。同大より博士(文学)取得。日本大学法学部助教。 
ISBN 4-7885-1420-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3200
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103690127

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 危機の時代と文学
第一章 ファルスの詩学
第二章 ファルスは証言する
第三章 坂口安吾と「新らしい人間」論
第四章 「バラック」と共同性
第五章 情報戦と「真珠」
第六章 空襲と民主主義
第七章 「思考の地盤」を掘ること
第八章 暴力と言葉
第九章 法と構想力
第十章 「トリック」の存在論
終章 来たるべき文学
一 「堕落」について
二 逆説と矛盾
三 変化と個体化
一 何が「観念」と呼ばれるのか?
二 意味と行為
三 「純粋な言葉」と「実在」
四 ファルスという経験
五 変容への意志
一 事件の構造
二 ファルスは証言する
三 「可能の世界」が示すもの
四 「目撃者」の使命
五 接続される言葉
一 一九三〇年代の坂口安吾
二 坂口安吾とソビエト-「新らしき性格・感情」
三 「環境」という問題圏
四 「理知」と「動物」-『吹雪物語』
五 転回-「ラムネ氏のこと」
一 「バラック」という原理
二 「模倣」と「発見」と
三 「独自性」と共同性
一 日付と情報
二 長距離飛行の果てに
三 「本末顛倒」な歩み
四 真珠の粉
一 「露路」と「掟」
二 空襲下における生
三 「火」と「太陽の光」
四 民主主義と主体化
一 坂口安吾と「土地」
二 中世と農地改革
三 「土地」の不気味さ
四 「思考の地盤」としての「土地」
一 「ジロリ」の眼差し
二 「金銭」について
三 「家」と「秘密」
四 暴力と言葉
一 法の宙吊りのなかで
二 「市」と「魔術」
三 「無限」のネットワーク
四 切断と「桜」
五 小説と「蛇足」
一 民主主義と統治
二 「推理」という行為
三 「トリック」の存在論
一 個体化と主体化
二 実存主義/主体性論争
三 新たなはじまりへ向けて