資料詳細

佐野 隆弥/著 -- 九州大学出版会 -- 2015.2 -- 932.5

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)

所蔵

所蔵は 1 件です。予約は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 閲A K/932/さの/ 180274069. 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル エリザベス朝史劇と国家表象
副書名 演劇はイングランドをどう描いたか
著者名 佐野 隆弥 /著  
出版者 九州大学出版会
出版年 2015.2
ページ数等 341,24p
大きさ 22cm
分類(9版) 932.5  
分類(10版) 932.5  
内容紹介 演劇が愛国心を涵養した時代を照らし出す-。シェイクスピアに偏りがちだった歴史劇研究を、エリザベス朝史劇全体の中で眺望し、国家表象を中心的な視座に据えた体系的研究書。
内容注記 関連歴史年表:p333~338 文献:巻末p9~24
テーマ 戯曲(イギリス)-歴史 , イギリス-歴史  
ISBN 4-7985-0148-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥5800
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103684717

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章
第一章 歴史劇の祖型あるいは黎明期の歴史劇
第二章 セネカ流歴史劇と英雄劇的イングランド史劇
第三章 王権と教皇権とイングランド
第四章 弱き王たちの王国
第五章 一五九〇年代前半期における民衆暴動表象の展開
第六章 一五九〇年代前半期のその他の歴史劇
第七章 シェイクスピアの第二・四部作
第八章 ロマンス化するイングランド史劇
第九章 『ヘンリー八世』への道
第一〇章 ジェイムズ朝中・後期とチャールズ朝の歴史劇
結章
第一節 本書の目的と方法
第二節 イングランド史劇論批評史
第三節 国家表象の視座とその位置づけ
第一節 『寛仁』・『騎士アルビオン』・『三階級の諷刺』-モラル・インタールード
第二節 『ジョン王』と『国家』-新教・旧教からのプロパガンダ
第三節 『ゴーボダック』-初の本格的歴史劇
第一節 セネカ流歴史劇
第二節 『リカルドゥス・テルティウス』-アカデミズムのイングランド史劇
第三節 『リチャード三世の真の悲劇』-女王一座のイングランド史劇
第四節 『リチャード三世』-イングランド史劇なのか悲劇なのか
第五節 『アーサーの悲運』と『ロクライン』-セネカ流歴史劇の変奏
第六節 英雄劇的イングランド史劇
第七節 『ヘンリー五世の名高き勝利』-発達途上のイングランド史劇
第八節 『エドワード三世』-百年戦争を扱うイングランド史劇
第一節 『ジョン王の乱世』-正統王の統べるイングランド
第二節 『ジョン王』-宙吊りのイングランド
第一節 『ヘンリー六世・第一部』-権力闘争による自己崩壊
第二節 『ヘンリー六世・第二部』-民衆暴動とクーデター
第三節 『ヘンリー六世・第三部』-薔薇戦争の不安定な動乱の世界
第四節 『エドワード二世』-歴史的実体を欠くイングランド
第一節 一五九〇年代における民衆暴動表象
第二節 流通する貧農イデオロギーと起点としての『ヘンリー六世・第二部』
第三節 民衆暴動表象における重心移動-『ジャック・ストロー』と『サー・トマス・モア』
第四節 消える民衆暴動表象-『トマス・オヴ・ウッドストック』と『エドワード二世』
第五節 パロディ化される民衆暴動表象-一五九〇年代後半期以降
第一節 『エドワード一世』-イングランド表象(開幕部)と理想的国家像の構築
第二節 『エドワード一世』-ウェールズ表象と民族意識
第三節 『エドワード一世』-スコットランド表象と国家独立主義
第四節 『エドワード一世』-スペイン表象と反スペイン感情
第五節 『エドワード一世』-イングランド表象(終幕部)と理想的国家像の瓦解
第六節 『エドマンド剛勇王あるいは戦が皆を友人とす』-アングロ・サクソン時代に取材した歴史劇
第一節 『リチャード二世』-国王の身体の二重性神話の瓦解
第二節 『ヘンリー四世』-近代性をめぐるイングランド史劇
第三節 『ヘンリー五世』-近代的国家表象の幻想とその解体
第一節 『サー・ジョン・オールドカスル・第一部』-伝記的イングランド史劇
第二節 『エドワード四世』-センティメンタルなイングランド史劇
第一節 『ヘンリー八世』の創作をめぐって
第二節 王朝の交替とイングランド史劇の変容
第三節 『クロムウェル卿トマス』-盛者必衰の伝記劇
第四節 劇作家の歴史認識をめぐって
第五節 一七世紀初頭のイングランド史劇
第六節 『私を見れば分かるはず』-『ヘンリー八世』に先行するヘンリー八世劇
第七節 『ヘンリー八世』への水脈
第一節 ジェイムズ朝中期の歴史劇
第二節 『マーリンの誕生』-ブリトン対サクソンの歴史劇
第三節 『ヘンリー八世』-国王の恒常的身体表象
第四節 ジェイムズ朝後期とチャールズ朝のイングランド史劇
第五節 『サフォーク公爵夫人』-メロドラマ的イングランド史劇
第六節 『チェス・ゲーム』-イエズス会が主役の諷刺劇
第七節 『ジョン王とマティルダ』-ジョン王の情欲をめぐるイングランド史劇
第八節 『パーキン・ウォーベック』-イングランド史劇復活の試み