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牧野 裕/著 -- 日本経済評論社 -- 2014.11 -- 338.97

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タイトル IMFと世界銀行の誕生
副書名 英米の通貨協力とブレトンウッズ会議
著者名 牧野 裕 /著  
出版者 日本経済評論社
出版年 2014.11
ページ数等 9,500p
大きさ 22cm
分類(9版) 338.97  
分類(10版) 338.97  
内容紹介 「ケインズ案」「ホワイト案」からブレトンウッズ会議に至る英米の通貨外交を再検討、IMFとIBRD創設について通説を覆す。ケインズ、ホワイトについても見直しを迫る。
著者紹介 1947年川崎生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。著書に「冷戦の起源とアメリカの覇権」「日米通貨外交の比較分析」「現代世界認識の方法」など。 
内容注記 文献:p487~494
テーマ 国際通貨基金 , 国際復興開発銀行  
ISBN 4-8188-2353-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥6400
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103667869

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 本書の課題と方法
第1編 戦後通貨構想の起源
第1章 ケインズの国際通貨制度論と超国家的金融機関の構想
第2章 戦後計画とケインズ
第3章 米国の戦後計画と「ホワイト案」
第4章 ケインズ案と「ホワイト案」
第2編 ブレトンウッズへの道
第5章 英米通貨交渉の進展と共同声明
第6章 国際投資-保証機関の起草と英米合意の形成過程
第3編 ブレトンウッズ会議とIMF,世銀の創設
第7章 アトランティックシティ準備会議
第8章 ブレトンウッズ会議
第4編 英米金融交渉と金融協定
第9章 ブレトンウッズ協定への英米の対応
第10章 英米金融交渉と金融協定の締結
第11章 英米における金融協定の批准
おわりに サヴァナ会議,ケインズの死
1.本書の課題と構成
2.国際通貨・金融政策決定の方法論
1.『貨幣論』と超国家的銀行構想
2.『繁栄への道』での国際発券機関の構想
3.『一般理論』第23章での通商政策,国際通貨制度論
1.フンク「新秩序」とケインズ「多角的清算同盟」の着想
2.相互援助協定締結交渉とケインズ構想の始源
3.ケインズ「国際通貨同盟の提案」
1.欧州戦の勃発と戦後構想への始動
2.米州銀行創設の企図
3.ホワイトの初期構想:国際安定基金案と国際銀行案
4.ホワイトの初期構想と省間専門委員会の設立
補論 ホワイトの略歴・経済政策思想・人となり
1.相互援助協定の締結と英国の政策論争
2.英米両国でのケインズ案,ホワイト案の予備的検討
3.ケインズ案の進化と国際清算同盟案
4.国際安定基金案の修正過程
5.ケインズ案と「ホワイト案」の公表
6.米金融界の戦後通貨戦略構想:キーカレンシー・アプローチの提唱
1.英米非公式協議と国際安定基金案への合意形成
2.国際安定基金案の修正過程と7月10日付草案
3.英米専門家会議と原則声明草案の策定
4.戦後通貨構想をめぐる英米国内の対応と英米共同声明の公表
1.銀行案の修正過程:国際投資-保証機関の案出過程
2.1943年8月2日付草案と発券規定問題
3.米国専門委員会の開催と銀行案の修正
4.英米専門家会議と「銀行」設立の合意形成
5.11月24日付財務省案の公表と主要な修正点
6.ケインズの方針転換
7.国際銀行設立に向けた英米での合意形成の進展
1.国際通貨会議の開催決定
2.共同声明と英国の対応
3.移行期の対外金融問題と戦後通貨計画
4.戦時内閣の方針決定
5.英国代表団と“ポート・ドラフト(船中草案)”
6.アトランティックシティ準備会議
1.ブレトンウッズ
2.第1専門委員会と国際通貨基金
3.第2専門委員会と国際復興開発銀行
4.第3専門委員会と国際決済銀行(BIS)
5.ブレトンウッズ会議の終幕
1.ブレトンウッズ協定と英国での論争
2.米国におけるブレトンウッズ協定批准論争
3.移行期における英米間の金融問題
4.第2段階,ケベック会談,ケインズの過渡期経済論
5.大戦の終焉と英国の対外金融問題
1.英米金融協定交渉の開始
2.交渉の進展と対立の表面化
3.英米の対立と交渉決裂の危機
4.英国の屈服:英米金融協定の調印
1.英米金融協定の骨格
2.英米金融協定とポンドの自由化
3.英国議会における論争と批准
4.米国議会における論争と批准