所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
中央	参書庫	K/210.4/さか/	180265050R	一般書	可能	利用可

タイトル	曽我物語の史的研究
著者名	坂井　孝一／著
出版者	吉川弘文館
出版年	２０１４．１２
ページ数等	７，３４２，１０ｐ
大きさ	２２ｃｍ
分類(9版)	210.42
分類(10版)	210.42
内容紹介	鎌倉初期の幕府を震撼させた曽我兄弟の敵討ち事件を描く「曽我物語」。日本人を魅了し、戦後ＧＨＱによりタブー視された軍記物語を歴史学の視点から再評価。文学的意図・虚構の意義を解明し、人物像、事件の史実に迫る。
著者紹介	１９５８年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。創価大学文学部教授。著書に「曽我物語の史実と虚構」「曽我物語」「源実朝」など。
テーマ	日本－歴史－鎌倉時代 , 曽我物語 , 吾妻鏡
ISBN	4-642-02921-6
本体価格	￥１１０００
特定資料種別	図書
URL	https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103667093

タイトル	著者名	ページ
序章　研究史
第一部　『曽我物語』と曽我事件
第一章　真名本『曽我物語』の構想と特徴
第二章　『吾妻鏡』における曽我事件の記事
第三章　『吾妻鏡』の曽我関係記事の原史料
第四章　建久四年の狩りの前提
第五章　『吾妻鏡』の曽我事件の描き方
第六章　源頼朝政権における曽我事件
第二部　『曽我物語』の人物論
第一章　所領相論から見る『曽我物語』人物論
第二章　婚姻政策から見る伊東祐親
補論　生年推定
第三章　流人時代の源頼朝
第四章　御家人としての工藤祐経
第五章　曽我兄弟の継父曽我祐信
第六章　曽我兄弟の置かれた歴史的環境
第三部　『曽我物語』の中世的展開
第一章　軍記物語の比較文化論的考察
第二章　能「曽我物」の成立
はじめに
一　『曽我物語』諸本
二　文学・民俗学の立場からの研究
三　歴史学の立場からの研究
おわりに
はじめに
一　頼朝の物語と伊東の物語
二　年代記的な非年代記
三　貧しく不遇な若者の物語
四　狩庭の物語
五　敵討ちの物語
おわりに
はじめに
一　『吾妻鏡』建久四年五月二十八日条の位置付けと構成
二　記事の性格と編纂方法
おわりに
はじめに
一　〈曽我の雨〉から見る原史料
二　「将軍」という表現から見る原史料
三　「山神」と「曽我記」
おわりに
はじめに
一　建久三年の頼朝政権
二　御家人たちの反応
三　建久四年前半の情勢
おわりに
はじめに
一　『吾妻鏡』の曽我事件関係記事
二　記事の異同から見た『吾妻鏡』の曽我事件の描き方
おわりに
はじめに
一　《北条時政黒幕説》と《クーデター説》
二　曽我事件前後の記事の意味
三　曽我事件の歴史像
おわりに
はじめに
一　「真名本」に見る所領相論
二　古代末期の伊東の歴史像
おわりに
はじめに
一　伊東祐親の婚姻ネットワーク
二　曽我兄弟の母の婚姻
おわりに
はじめに
一　曽我兄弟とその実父母河津三郎・曽我の母
二　工藤祐経とその父伊東祐継
三　伊東祐親とその長女
おわりに
はじめに
一　平安末期の伊東氏
二　伊東における流人頼朝
おわりに
はじめに
一　特異な御家人
二　幕府内の位置付け
おわりに
はじめに
一　『吾妻鏡』と「真名本」に見える記事の概観
二　『吾妻鏡』治承四年の曽我祐信
三　「真名本」の曽我祐信
おわりに
はじめに
一　「真名本」が描く筥王の筥根入山
二　中世の寺入り
三　文治元年の歴史的環境
四　筥王の置かれた歴史的環境
おわりに
はじめに
一　考察の素材
二　戦闘場面の叙述の比較
三　叙述の伝統と文化的背景
おわりに
はじめに
一　能「曽我物」概観
二　「真名本」が描く筥王元服
三　最初期の「曽我物」の能『元服曽我』
おわりに

館名	所蔵数	貸出中数	貸出可能数
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