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黄 俊傑/著 -- ぺりかん社 -- 2014.11 -- 121.53

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中央 参書庫 /121.5/こう/ 180265047X 一般書 可能 利用可

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タイトル 徳川日本の論語解釈
著者名 黄 俊傑 /著, 工藤 卓司 /訳  
出版者 ぺりかん社
出版年 2014.11
ページ数等 385p
大きさ 22cm
分類(9版) 121.53  
分類(10版) 121.53  
内容紹介 東アジア最高の経典「論語」。現代でも愛読され続けているこの書物の日本における価値の源泉を、江戸時代の儒者による解釈と注釈に求め、〈東アジア儒学〉という多元的な視野から比較して、その意義と特質を見定める。
著者紹介 1946年台湾生まれ。ワシントン大学(シアトル)大学院歴史学部博士。中華民国教育部国家講座教授。国立台湾大学講座教授。同大学人文社会高等研究院院長。専攻は東アジア儒学、戦後台湾史。 
テーマ 儒学-歴史 , 儒学者 , 論語  
ISBN 4-8315-1389-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥5600
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103665410

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第一章 中日儒学思想史のコンテクストから論じる「経典性」の意義
第二章 経典解釈における「コンテクスト的転換」
第三章 日本儒学における『論語』
第四章 護教学としての経典解釈学
第五章 政治論としての経典解釈学
第六章 日本儒者の『論語』「学而時習之」解釈
第七章 日本儒者の『論語』「吾道一以貫之」解釈
第八章 日本儒者の『論語』「五十而知天命」解釈
第九章 日本儒者の経典解釈の伝統的特質
一、はじめに
二、儒家思想のコンテクストにおける「経典性」の三つの様相
三、儒家の「経典性」がもつ三つの様相間における関係
四、結論
一、はじめに
二、経典における概念の形成とそのコンテクスト性
三、文化を越える思想伝播の過程における「コンテクスト的転換」-その類型と意義
四、「コンテクスト的転換」の方法論問題
五、結論
一、はじめに
二、日本の儒者における「文化的アイデンティティ」の二重性
三、孔子思想中の価値理念と徳川時代儒者の解釈
四、孟子の易姓革命思想と日本政治体制との緊張関係
五、結論
一、はじめに
二、伊藤仁斎の『論語』解釈法
三、伊藤仁斎『論語』学の思想的立場と孔学の再構築
四、伊藤仁斎『論語』学の論述目的
五、結論
一、はじめに
二、「道とは、先王の道なり」-孔子の「道」の政治的解釈
三、「聖人とは、道の出づる所なり」-聖人としての先王
四、徂徠学における六経の位置-「聖人の道を求めんと欲する者は、必ず諸れを六経に求む」
五、結論
一、はじめに
二、日本儒者における「学而時習之」章解釈の三種の方法
三、中国儒者の解釈とその哲学問題
四、朝鮮儒者の解釈とその思想的基礎
五、結論
一、はじめに
二、日本儒者の「吾道一以貫之」についての解釈
三、日本儒者の宋儒批判とその思想史的位置
四、日本儒者と朝鮮儒者の解釈の比較
五、結論
一、はじめに
二、「五十而知天命」の解釈とその発展
三、日本儒者の経典解釈方法・その一-「コンテクスト化」の経典解釈方法とその問題
四、日本儒者の経典解釈方法・その二-「即存在論本質」の経典解釈方法とその問題
五、結論
一、はじめに
二、「理」学の反措定としての徳川実学-『論語』解釈学の反朱子学的側面
三、政治論としての徳川実学-『論語』解釈学の経世的性格
四、結論