資料詳細

青山 陽子/著 -- 新曜社 -- 2014.11 -- 498.6

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)
  

所蔵

所蔵は 1 件です。予約は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 参書庫 K/498.6/あお/モ 180265070T 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル 病いの共同体
副書名 ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容
著者名 青山 陽子 /著  
出版者 新曜社
出版年 2014.11
ページ数等 6,297,12p
大きさ 22cm
分類(9版) 498.6  
分類(10版) 498.6  
内容紹介 ハンセン病療養所という場で紡がれた、「誇りに満ちた生」の記憶。患者たちが集団としての連帯を生み出し、独自の文化を形成していったプロセスを社会学の視点から描く。
著者紹介 東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)早稲田大学。成蹊大学他非常勤講師。主要研究分野はスティグマの社会学、質的調査。 
内容注記 文献:巻末p5~12
テーマ ハンセン病療養所  
ISBN 4-7885-1412-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3600
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103665089

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 記憶と語りから捉える患者文化
第1章 療養所という場の位置づけ
第一部 生活の語りからみる患者文化の諸相
第2章 相互扶助と統治
第3章 中間集団としての患者自治会
第4章 生活を支え合う労働
第5章 看取りからみる多層的なネットワーク
第二部 患者集団の記憶の枠に寄り添い、離れつつ語る自己
第6章 療養所で子供をもつことの意味
第7章 療養所のなかの夫婦のかたち
第8章 ハンセン病を生きる
第9章 在日朝鮮・韓国人とハンセン病患者の間で
第三部 消えゆく患者集団の記憶の果てに
第10章 ハンセン病問題を捉える運動の語り
第11章 ハンセン病資料館における記憶と歴史
終章 下位集団における文化の創造性
第1節 療養所の社会的背景
第2節 療養所内の「生活組織」の概要とその変遷
第1節 はじめに
第2節 管理運営組織の文化コードに対する個人の適応
第3節 患者組織の文化コードに対する個人の適応
第4節 療養所における二つの文化コードと個人の適応
第1節 はじめに
第2節 患者自治会の背景
第3節 生活を支える患者自治会の様々な包括的機能
第4節 施設の補助機能からはみ出ていく患者自治会
第1節 はじめに
第2節 生産、分配、共有をめぐる諸相
第3節 患者の共同性と統治との関係
第1節 はじめに
第2節 公的な看取りのなかにおける相互扶助-付添という患者作業
第3節 しきたりとしての看取り-インフォーマルな組織と社会関係
第4節 しきたりとしての看取りの制度化-施設サービスの充実と患者組織の変容
第5節 おわりに
第1節 はじめに
第2節 療養所で子供をもった女性のライフストーリー
第3節 子供をめぐるローカルな意味体系と個人の語り
第1節 はじめに-インタビューアーの立場の違い
第2節 ハンセン病を聞き取る1-ハンセン病問題の視点から
第3節 ハンセン病を聞き取る2-患者社会の視点から
第1節 はじめに
第2節 Oさんのライフストーリー
第1節 はじめに-在日朝鮮・韓国人入所者との出会い
第2節 戦前におけるライフストーリー
第3節 戦後におけるライフストーリー
第4節 おわりに
第1節 はじめに
第2節 背景-ハンセン病訴訟の概要
第3節 訴訟運動における枠の生成
第4節 新しい語りの発展と患者たちの解釈活動
第1節 はじめに
第2節 旧資料館の成り立ち
第3節 旧資料館における展示手法
第4節 国立ハンセン病資料館の設立
第5節 新資料館における展示手法
第6節 生きられた記憶から国家の歴史へ
第1節 マイノリティ集団を捉える視点
第2節 下位集団がもたらす文化のダイナミズム