所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
中央	閲Ａ	K/910.2/しん/	180268333Y	一般書	可能	利用可

タイトル	偶然の日本文学
副書名	小説の面白さの復権
著者名	真銅　正宏／著
出版者	勉誠出版
出版年	２０１４．９
ページ数等	２５１ｐ
大きさ	２０ｃｍ
分類(9版)	910.263
分類(10版)	910.263
内容紹介	偶然を、作家はどのように創り上げ、読者はどのように受け取るのか。夏目漱石、森鴎外、横光利一、谷崎潤一郎、江戸川乱歩などの作品を素材に、仕組まれた偶然を考察、小説の面白さを再発見する。
著者紹介	１９６２年大阪府生まれ。神戸大学大学院単位取得退学。同志社大学文学部教授等を経て、文学指南研究所所長。専攻は日本近現代文学。著書に「ベストセラーのゆくえ」「小説の方法」など。
内容注記	昭和一〇年前後・偶然文学論関係主要参考文献一覧：ｐ２３９～２４６
テーマ	小説（日本） , 日本文学－歴史－昭和時代 , 偶然論
ISBN	4-585-29077-3
本体価格	￥２８００
特定資料種別	図書
URL	https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103649787

タイトル	著者名	ページ
第一章　文学性・虚構性・偶然性
第二章　偶然という問題圏
第三章　昭和一〇年前後の「偶然」論
第四章　通俗小説の偶然性
第五章　偶然のロマンティシズムと文学
第六章　詩の押韻と偶然
第七章　投機と相場の偶然
第八章　ギャンブルの執着性と恋愛および嫉妬
第九章　犯罪小説の蓋然性
一、小説の中の偶然の働き
二、同時進行の読書と偶然
三、作中人物の運命論と物語の偶然的展開
四、すれ違いという負の偶然
五、偶然の魅力
一、鍵語としての「偶然」
二、偶然の諸相
三、「偶然」論争
四、九鬼周造の「偶然」
五、二つの超越的機能
一、中河与一の「偶然」論の位置
二、偶然文学論争
三、小説作品の虚構性と「偶然」性
一、「純粋小説論」の主張とその反響
二、「純粋小説」概念のモデル
三、偶然必然概念と感傷との関わり
一、短歌における革新運動
二、偶然論と個人主義
三、私小説と偶然性
一、中河与一と九鬼周造
二、押韻と偶然
三、韻の形態と九鬼の作例
四、偶然性の問題と実存哲学
五、偶然概念の重層性
一、「家族会議」に見る東京対大阪
二、偶然性と株式相場
三、獅子文六「大番」の兜町
四、投機とは何か
一、ギャンブルと小説
二、久生十蘭「黒い手帳」
三、織田作之助「競馬」
四、ギャンブルの本質
一、犯罪小説の一類型としての蓋然性小説
二、谷崎潤一郎「途上」の犯罪
三、江戸川乱歩「赤い部屋」の犯罪
四、一般的な犯罪小説との相違
五、蓋然性の効果

館名	所蔵数	貸出中数	貸出可能数
中央	1	0	1

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