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松山 恵/著 -- 東京大学出版会 -- 2014.3 -- 518.8

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中央 参書庫 /518.8/まつ/ 180251309T 一般書 可能 利用可

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タイトル 江戸・東京の都市史
副書名 近代移行期の都市・建築・社会
シリーズ 明治大学人文科学研究所叢書
著者名 松山 恵 /著  
出版者 東京大学出版会
出版年 2014.3
ページ数等 6,369,5p
大きさ 22cm
分類(9版) 518.8  
分類(10版) 518.8  
内容紹介 近世江戸から近代東京へ-。都市の歴史過程を具体的に明らかにするとともに、結果、近代移行期の東京においてどのような特徴や構造を持った都市空間が生成され、それが他の都市や地域にどのような前提を提供したかを考察する。
著者紹介 1975年長崎市生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。米コロンビア大学客員研究員等を経て、明治大学文学部史学地理学科専任講師。 
テーマ 都市計画-歴史 , 東京都-歴史  
ISBN 4-13-026608-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥7400
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103605776

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 近代移行期の都市空間と社会文化形成
第Ⅰ部 首都化-「郭内」における「輦轂の下」の表出
第1章 「郭内」と「郭外」-首都・東京の祖型
第2章 再考・銀座煉瓦街計画
第3章 「皇大神宮遥拝殿」試論
第Ⅱ部 明治東京、もうひとつの原景-「郭外」の諸相
第4章 明治初年の場末町々移住計画をめぐって-交錯する都市変容の論理
第5章 旧幕臣屋敷の転用実態-朝臣への払下げと町人資本による開発
第6章 日本各地の「神社遥拝所」の簇生について
第7章 広場のゆくえ-広小路から新開町へ
補論 明治二〇-三〇年代における新開町の展開
第Ⅲ部 江戸-東京と近代都市計画
第8章 東京市区改正事業の実像-日本橋通りの拡幅をめぐって
第9章 東京市区改正条例の運用実態と住慣習-土地建物の価値をめぐる転回とその波紋
結章 江戸から東京へ-都市空間の再編とその波及
はじめに
一 先行研究について
二 本書の課題と構成
はじめに
一 「皇城」へ
二 諸官庁のあり方-「内裏空間」の移譲先(1)
三 公家華族のゆくえ-「内裏空間」の移譲先(2)
おわりに-都市空間の二元構造=主従関係
はじめに-ふたつの前提
一 新体制ないしは天皇による救済
二 建築を手段とした公権力の都市への介入
三 理論と実践
おわりに-経験としての銀座煉瓦街
はじめに
一 皇大神宮遥拝殿とは
二 表出する「輦轂の下」の光景
おわりに
はじめに
一 東京府による場末町々移住計画
二 生みだされた空間と社会-身分から富の多寡へ
三 計画に仮託する町側の思惑
おわりに
はじめに
一 旧幕臣屋敷の「上地」・「受領地」などの内実-下谷和泉橋通り(御徒町)を素材に
二 東京各所の町人による「郭外」武家地の再開発
三 幹線道路の形成-公権力による誘導
おわりに
はじめに
一 「諸神社遥拝所」とは
二 教部大丞・三島通庸のかかわり-教化手段としての「諸神社遥拝所」
三 「諸神社遥拝所」をめぐる群像-主客の転倒
おわりに-「公共神社」の成立過程
はじめに-近代移行期の広場
一 新開町の簇生-武家地跡地を席巻した「繁華」
二 明治初頭における新開町の性格
三 神田連雀町一八番地の開発
四 新開町の空間と社会
五 「繁華」の変質
おわりに
はじめに
一 計画と事業のはざま
二 資本がつくる空間-町から街区へ
三 「町」のゆくえ-「地震売買」の横行
おわりに
はじめに
一 市区改正以前の都市構造・都市改造事業の特徴
二 臨時市区改正局と角田真平-事業の施行体制と手法の展開
三 土地と建物の分離-市区改正条例の運用実態
四 建物保護法の成立基盤-「日本橋倶楽部」の誕生とその働き
おわりに
はじめに
一 近代国家の形成と都市空間の二元化
二 生きられた都市のゆくえ-新開町というフロンティア
三 近代移行期江戸-東京の展開と都市計画事業