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U.ファルク/編著 -- ミネルヴァ書房 -- 2014.4 -- 322.3

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中央 参書庫 K/322.3/ふあ/モ 180252644W 一般書 可能 利用可

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タイトル ヨーロッパ史のなかの裁判事例
副書名 ケースから学ぶ西洋法制史
著者名 U.ファルク /編著, M.ルミナティ /編著, M.シュメーケル /編著, 小川 浩三 /監訳, 福田 誠治 /監訳, 松本 尚子 /監訳  
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2014.4
ページ数等 22,445p
大きさ 22cm
分類(9版) 322.3  
分類(10版) 322.3  
内容紹介 ヨーロッパ史における18の裁判事例を詳解し、各時代の法律家が、それぞれの時代や体制の枠組みの中で、どのような論理をもって事件を扱い、当時の制度・手続きが判決にどのような影響をおよぼしたのかを検証する。
著者紹介 1957年生まれ。マンハイム大学教授。専門はローマ法と近世・近代私法史。 
著者紹介 1960年生まれ。ルツェルン大学教授。在ローマ・スイス文化会館館長。専門はイタリア=スイス法史・訴訟法史。 
テーマ 法制史-西洋 , 裁判-歴史  
ISBN 4-623-06559-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥6000
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103605148

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
Case 1 ディオニシア対カイレモン事件
Case 2 クリウス事件
Case 3 生まれながらの自由人か,それとも被解放自由人か
Case 4 狼にくわえられた豚
Case 5 ユリアヌスと物権契約の発見
Case 6 ロータル2世の婚姻紛争
Case 7 ハインリヒ獅子公に対する訴訟
Case 8 哀しき王孫
Case 9 婚姻と嫁資と死
Case 10 忘れっぽい代弁人
Case 11 スウェーデンの銅
Case 12 メキシコのラス・カサス
Case 13 私はあなた方にいう,あなた方は決して誓ってはならない
Case 14 16世紀後半のある魔女裁判
Case 15 水車粉屋アルノルトとフリードリヒ大王時代のプロイセンにおける裁判官独立
Case 16 ケルン電信事件
Case 17 私生児,庶子,取り替えっ子
Case 18 大審院で裁かれた電気窃盗
Ⅰ 序論
Ⅱ 舞台
Ⅲ 史料と伝承
Ⅳ 訴訟のテーマ
Ⅴ 既婚の娘に対する父の権力
Ⅵ 手続のその後の進行についての仮説
Ⅰ 舞台
Ⅱ 高名な事件としてのクリウス事件
Ⅲ 概括
Ⅰ ヘルクラネウムでの文書の発見
Ⅱ ペトロニア・ユスタと自称する者-紛争の関係者,対象,日時
Ⅲ 身分の問題-ユスタは生まれながらの自由人か,それとも被解放自由人か
Ⅳ 証言
Ⅴ 古代における身分の証明
Ⅵ ヘルクラネウムからローマへ-身分裁判と再出頭担保問答契約
Ⅶ どうしてお前は,我々がお前の娘を我々の娘のように扱うからといって,娘をうらやむのか-養い子としてのユスタ
Ⅰ パリンゲネシア(〈著作内容の〉再構成)について
Ⅱ 釈義
Ⅲ 現行法との比較
Ⅳ 第一の余波-漁師とチョウザメ
Ⅴ 第二の余波-ルドルフ・シュタムラー
Ⅵ 結論
Ⅰ 贈与か消費貸借か?
Ⅱ 解釈史
Ⅰ 王妃テウトベルガの視角-離婚事件
Ⅱ ロータル2世の視角-王国の滅亡
Ⅲ 教会の視角-法的範例としての本事件
Ⅳ カール禿頭王の視角-策略としての本事件
Ⅴ 教会法学と新規の決定
Ⅰ 序-中世と今日の政治的訴訟
Ⅱ 前史-キアヴェンナ1176年
Ⅲ ハインリヒに対する手続と判決
Ⅳ 残響-中央集権主義と分権主義:帝国とラント支配
Ⅰ 史料の説明
Ⅱ 本質疑の歴史的関連枠組
Ⅲ 史料
Ⅳ 文脈の拡張-本質疑のもつ破壊力
Ⅴ 教皇を無視した解釈,教皇を考慮した解釈
Ⅵ 諸結果,および,前触れのない展望
Ⅰ 史料-テクストおよびその翻訳
Ⅱ 解釈
Ⅲ 議論と展望
Ⅰ 1427年のインゲルハイムのオーバーホーフの判決
Ⅱ 中世後期ドイツの裁判制度
Ⅲ 中世後期の訴訟法
Ⅳ 学識法の影響下における裁判制度と訴訟法
Ⅰ 序論-前近代商法史の目的:問題設定と認識目標
Ⅱ 史料と翻訳-「彼はその者と『完全組合』の関係にはない」
Ⅲ 史料の解釈-争いのない事実についての宣誓
Ⅳ 普通法に依拠した改革の理論上の承認と実務での遮断
Ⅴ 法制史や経済史から行うことができると思われるその他の様々な分析
Ⅰ はじめに
Ⅱ 問題
Ⅲ 法的論証
Ⅳ 法の状況
Ⅴ 本問題に関する後世の見方-および知慮の意義
Ⅵ まとめ
Ⅰ 具体的な場面
Ⅱ 法制史的な読み込み
Ⅰ 訴訟の経過
Ⅱ 理解のための手掛かり
Ⅰ 序論
Ⅱ 事実関係と訴訟の経緯
Ⅲ 法的評価
Ⅳ 成果
Ⅰ 判決の概要
Ⅱ 事件の伝承とその影響
Ⅲ ケルンの裁判官が扱った法律問題
Ⅳ 同時代人の反応
Ⅴ 大きなパズルの中の1つの断片
Ⅰ 歴史上の事件
Ⅱ 判決の概観-構成とスタイル
Ⅲ 原告の請求-婚外子の相続権の歴史的展開
Ⅳ 大審院の判決-法源論入門
Ⅴ 立法史-平等原則とその立法化
Ⅵ 相続法の機能と意義
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 判決
Ⅲ 当時の議論状況
Ⅳ 結論
Ⅴ エピローグ