資料詳細

栗田 秀法/著 -- 三元社 -- 2014.2 -- 723.35

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)
  

所蔵

所蔵は 1 件です。予約は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 参書庫 K/723.3/くり/モ 180253033P 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル プッサンにおける語りと寓意
著者名 栗田 秀法 /著  
出版者 三元社
出版年 2014.2
ページ数等 295,53p
大きさ 22cm
分類(9版) 723.35  
分類(10版) 723.35  
内容紹介 17世紀フランスの偉大な巨匠プッサン。その絵画の厳格な画面構成には、造形的レトリックが駆使されている。プッサンの芸術を解明するための一つの鍵として、プッサンの画面構想の特質を多面的に探求する。
内容注記 文献:巻末p27~45
ISBN 4-88303-353-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3800
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103594482

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論 研究動向と本研究の位置づけ
第Ⅰ部 寓意を呼び込む修辞的な技巧
第一章 《幼いピュロス王の救出》
第二章 《エルサレム落城》
第Ⅱ部 新ストア主義とプッサン
第三章 《マナの収集》
第四章 《アルカディアの牧人たち》(ルーヴル美術館蔵)
第Ⅲ部 フロンドの乱の時代における恩寵、運命、知恵
第五章 《エリエゼルとリベカ》
第六章 「英雄的風景画」の成立と物語画
第七章 《コリオラヌス》
第八章 一六五〇年代の聖書物語画における語りと寓意
結論 プッサンの物語画の意味構造
1 プッサン研究の成立と展開
2 美術史的解釈学とプッサン
3 本研究の目的と構成
1 ローマ到着後のプッサン
2 古典的な作風への転換
3 《幼いピュロス王の救出》の概要
4 一六三〇年代前半のプッサンの戦略
5 《幼いピュロス王の救出》における構想の発展
6 女性群像におけるラファエッロとの競合
7 詩学と倫理学の交錯する場
1 はじめに
2 プッサンの「新しさ」と二点の《サビニの女たちの掠奪》
3 第一作の《エルサレム落城》と図像の伝統
4 ウィーンの《エルサレム落城》とその特質
5 政治的理念の表象
6 おわりに
1 はじめに
2 図像的伝統における創意
3 時間表現とペリペテイア
4 記号論的、イコニーク的解釈の試みと問題点
5 織り込まれた新ストア主義教訓:剛毅と節制の寓意
6 おわりに
1 《アルカディアの牧人たち》の概要と銘文解釈の問題
2 女性像の表情と役割
3 「知恵」と「運命」のトポスと「恒心」のテーマ
4 おわりに
1 ローマへの帰還後のプッサン
2 《エリエゼルとリベカ》の概要と造形的特質
3 排除されたラクダ
4 素描からタブローへ
5 「悲劇」へのプロット化と象徴的次元の前景化
1 「英雄的風景画」の誕生
2 フォキオン伝連作の概要
3 「運命のいたずら」
4 「真実は時の娘」
5 《ソロモンの審判》における知恵と正義の寓意
1 はじめに
2 図像学的考察と形態の着想源
3 コリオラヌスの情念表現
4 物語表現、意味構造の特質
5 平和と戦争の「コンチェット」
6 おわりに
1 《キリストと姦淫の女》
2 《サフィラの死》
3 《足萎えの男を癒す聖ペトロと聖ヨハネ》