はじめに |
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第1章 ひとつの作品をじっくりと読んでみよう |
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第2章 美術作品の何を見るか-一次調査と「主題と社会」 |
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第3章 さまざまな視点-美術品と社会の関わりをみる実践例から |
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第4章 まとめ-より深い鑑賞のために |
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おわりに |
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サンティニャーツィオ教会の天井画 |
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四つの大陸のイメージ |
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イエズス会による世界伝道 |
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いつ、どこで、絵を見るか |
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だまし絵のクーポラ |
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ヴァーチャルな設計図 |
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制作以前に起こったことがら |
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制作動機と主題選択 |
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美術作品とはなにか |
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「いつ、どこで、誰が」 |
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年代と帰属の決め方 |
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様式による分析 |
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何が描かれているか-主題の決定 |
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図像の「社会性」 |
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1 比較からわかること-ツタンカーメンとネフェルティティ |
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多神教と一神教-美術における聖性と写実性 |
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2 絵画はどのように見られたか-鑑賞方法が生み出す違い |
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絵巻と壁画の鑑賞方法の違い/小さすぎる足の理由/死せるキリストの見せ方-頭を垂れるキリスト像/聖痕のシンボリズム/舞台背景画のふたつのタイプ/王の視点から民の視点へ |
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3 どこまでが作品か-修復や保存の場面から考える |
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あらわれたふたつの顔-カマッジョーレの修復のケース/消された顔-修復はどうあるべきだったか/木の文化と石の文化-風土と社会/素材とデザイン-東西における「オリジナリティ」の違い |
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4 様式と社会-世紀末のジャポニスム |
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シノワズリー、ジャポネズリーとジャポニスム/ゴッホはいつからジャポニスム画家となったか/クリムトのジャポニスム |
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5 美的価値と社会-ナポレオンとナチス・ドイツ |
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ナポレオンの宣伝画家/アカデミズムの象徴となったラファエッロと、その失墜/ナポレオン戦争とルーヴル美術館の拡大/ウィーン会議と返還交渉-カノーヴァの東奔西走/おしつけられる価値観/奪われる美術品-戦争と所有者/作品は誰のものか |
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一枚の絵を前にして、何をすべきか |
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推薦文献と参考資料 |
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