序説 研究史的概観と問題点の整理-「宗教改革と宗派化」「神学論争と都市紛争」「大衆的情報伝達と公共性(公共圏)」 |
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第一部 反《仮信条協定》の闘い(一五四八年~一五五一年)とマクデブルクの神学者たち |
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第一章 都市マクデブルクと反《仮信条協定》プロパガンダ-反《仮信条協定》の闘い(一五四八年~一五五一年)を支えた情報環境と言論構造 |
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第二章 都市マクデブルクの闘いと《神学者たちの言論》の政治的機能-シュマルカルデン同盟、皇帝への抵抗、帝国の諸公共圏 |
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第三章 仮信条協定に対する神学者たちの闘い-「政治的和平」に対する「宗教」の側からの異議申し立て |
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第二部 十六世紀後半のドイツ・プロテスタント地域における宗教紛争と言論統制 |
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第四章 宗教的一致から言論統制へ-プロテスタントの内部分裂がもたらした「危機」とプロテスタント諸侯による「宗教的一致」の試み |
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第五章 神学者たちと都市紛争-《神学者たちの言論》が都市社会に及ぼした影響と統治権力の対応 |
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第六章 神学者たちによる「言論の自由」の主張とその政治的・制度的帰趨-《神学者たちの言論》をめぐる「自由」と「管理」の弁証法 |
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結論 |
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(一)「ドイツの宗教改革と宗派化」をめぐる学説の再検討-ブリックレとシリングの議論を中心に |
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(二)十六世紀のドイツ・ルター派地域における神学論争と都市紛争-紛争の《争点》と言論統制 |
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(三)「十六世紀ドイツの大衆的情報伝達と公共性(公共圏)」に関する研究史と予備的考察 |
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(一)「われらの神の官房(unsers Herrgotts Kanzlei)」 |
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(二)《仮信条協定批判の言論》の構造-初期宗教改革運動(一五一七年~一五二五年)との比較 |
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(三)反《仮信条協定》闘争期の大衆向けのプロパガンダ |
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(四)反《仮信条協定》プロパガンダと統治権力批判 |
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(五)反《仮信条協定》の情報媒体の流通・伝播とその影響-ザクセン選帝侯領の場合 |
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(六)分析の総括 |
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(一)反《仮信条協定》闘争期(一五四八年~一五五一年)における都市マクデブルクの権利主張とプロパガンダ |
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(二)シュマルカルデン同盟による政治宣伝と《神学者たちの言論》の役割-政治宣伝に動員される神学者たち |
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(三)シュマルカルデン戦争期(一五四六年~一五四七年)のプロパガンダと「宗教ゆえの戦争」の論理 |
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(四)反《仮信条協定》闘争期のマクデブルク市参事会と神学者たちのコラボレーション-反《仮信条協定》プロパガンダに見られる「政治」と「宗教」の力関係 |
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(五)分析の総括 |
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(一)皇帝カール五世の宗教政策とエラスムス主義-「合議による宗教的宥和のプロジェクト」としての仮信条協定 |
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(二)ザクセン選帝侯領における仮信条協定の受容と「アディアフォラ(Adiaphora)」-「宗教的宥和」策に巻き込まれる神学者たち |
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(三)マクデブルクの神学者たちの「アディアフォラ」批判-「政治による宥和」への反作用としての「宗教における差異」の主張 |
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(四)マクデブルクの神学者たちのプロパガンダ戦略 |
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(五)分析の総括 |
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(一)一五五〇年代における宗教政治情勢の変化とドイツ・ルター派の神学論争 |
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(二)ヴォルムス宗教討論会(一五五七年)の失敗が生み出した状況-「プロテスタントの内部分裂の実態」をめぐる言論による闘い |
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(三)フランクフルト・アム・マインでのプロテスタント諸侯会議(一五五七年~一五五八年)-プロテスタント諸侯による「宗教的一致」の模索と言論統制への傾斜 |
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(四)ナウムブルクでのプロテスタント諸侯会議(一五六一年)-諸侯による「宗教的一致の体裁づくり」と神学者たちの「言論の自由」 |
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(五)分析の総括 |
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(一)一五五四年の都市マクデブルクの紛争-教会規律を契機とする紛争(1) |
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(二)一五五六年~一五六〇年のロストックの紛争-教会規律を契機とする紛争(2) |
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(三)一五五八年~一五六三年のイェーナの紛争-神学論争を契機とする紛争 |
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(四)分析の総括 |
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(一)ニーダーザクセン=クライス会議での『リューネブルク指令書』の公布(一五六二年)-「地域平和の維持」という大義による言論統制の強化 |
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(二)フラキウスとガッルスの『書状』(一五六二年)における「言論の自由」の主張-「言葉による自力救済の権利」としての「言論の自由」 |
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(三)帝国及びプロテスタント諸領邦・諸都市における言論統制の進展 |
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(四)『和協信条』(一五七七年)及び『和協信条書』(一五八〇年)の導入と署名強制-「言論の管理」の思想の超地域的承認 |
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(五)分析の総括 |
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