資料詳細

橋本 周子/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2014.1 -- 383.835

  • 総合評価
    5段階評価の0.0
    (0)
  

所蔵

所蔵は 1 件です。予約は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 参書庫 K/383.8/はし/メ 180237648$ 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル 美食家の誕生
副書名 グリモと〈食〉のフランス革命
著者名 橋本 周子 /著  
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2014.1
ページ数等 7,322,73p
大きさ 22cm
分類(9版) 383.835  
分類(10版) 383.835  
内容紹介 大革命後のフランス美食文化の飛躍をもたらした食べ手による美食批評は、レストランガイドの起源となる一方、深遠な美食観を宿していた。「美食家年鑑」の著者グリモを通して、「よく食べる」とはどのようなことかを探究する。
著者紹介 1982年大阪府生まれ。京都大学大学院博士号(人間・環境学)取得。日本学術振興会特別研究員(PD)。 
内容注記 略年譜:巻末p7 文献:巻末p18~31
テーマ 美食-歴史 , 料理(西洋)-フランス  
ISBN 4-8158-0755-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥5600
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103582511

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 悪徳から美徳へ
第Ⅰ部 深遠なる美食の世界
第1章 年鑑の伝統と美食批評の誕生
第2章 食べる技芸、料理技芸
第3章 〈おいしそうな〉ディスクール
第4章 美食のエロティシズム
第Ⅱ部 近代デモクラシー社会と美食文化
第1章 グリモと一九世紀フランスの食文化史
第2章 食べる身体(1)
第3章 食べる身体(2)
第Ⅲ部 食卓のユートピア
第1章 グリモにおける「美食家」概念
第2章 フランス革命前後の政治・社会とグリモ
第3章 心地よい交流のメカニズム
第4章 食卓を越えて
第Ⅳ部 グリモ以降の美食文学とブリヤ=サヴァラン
第1章 流行する美食文学
第2章 ブリヤ=サヴァランの「国民的」美食
1 洗練された「グルマンディーズ」は罪か
2 「フリアン」概念の盛衰
3 グリモにおける「美食家」について考えるということ
1 〈年鑑〉というジャンル
2 グリモは美食批評の〈発明者〉か
3 「食審委員会」という制度
1 グリモと『百科全書』の《art》概念
2 料理人、芸術家、天才
3 食べる技芸
1 食欲喚起のレトリックと味覚的描写の欠如
2 食材をめぐる〈旅〉
1 食べ物と女性の照応関係
2 背徳的美食あるいは〈黒の様式〉
1 従来の食文化史研究におけるグリモ
2 〈輝かしい〉一九世紀初頭のパリの食風景
1 レストランは革命とともに誕生したか
2 レストランの増殖と近代人の〈競争心〉
3 大食、あるいはブルジョワの太鼓腹
1 食卓作法の再重視
2 作法を消費する
1 味覚に対する真摯さ
2 招待に関する厳格な諸規則
3 「美食の帝国」
1 フランス革命以前のグリモの政治的態度
2 フランス革命下のグリモの政治的態度
3 失われた文人仲間との交流
1 理想化された社交
2 「哲学的・文芸的・半滋養的昼食会」
3 サロン、思想協会、革命クラブ
4 儀式と連帯感
1 かつての社交の復活を目指して
2 美食の民主主義
3 口実としての美食から、目的としての美食へ
1 イデオローグとブリヤ=サヴァラン
2 食の快楽の正当化
3 肉体と精神
4 会食者の厳選
5 ブリヤ=サヴァランとグリモ