はじめに |
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第一章 先行編纂の根本問題 |
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第二章 論争の争点 |
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第三章 基礎範疇は、いつ、どこで、定立されたか |
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第四章 モムゼン批判(1) |
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第五章 モムゼン批判(2) |
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第六章 モムゼン批判(3) |
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第七章 モムゼン批判(4) |
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第八章 モムゼン批判(5) |
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第九章 モムゼン批判(6) |
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第十章 モムゼン批判(7) |
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第十一章 シュルフターのモムゼン批判 |
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第十二章 シュルフター批判(1) |
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第十三章 シュルフター批判(2) |
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第十四章 シュルフター批判(3) |
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終章 編纂史の総括と今後の課題 |
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第一節 本書の課題-「旧稿」全篇の読解にそなえ、テクストの編纂を問う |
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第二節 「旧稿」全篇を読む意義-比較歴史社会学の再構築 |
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第三節 本書の構成 |
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第四節 「二部構成」編纂の経緯 |
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第五節 術語変更を明示する〉基礎概念〈冒頭の注記 |
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第六節 「範疇論文」における「理解社会学」の方法定礎と基礎範疇の定立 |
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第七節 「範疇論文」から〉基礎概念〈にかけての術語変更 |
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第八節 「範疇論文」と「旧稿」との術語の一致 |
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第九節 「旧稿」の術語にかんする情報提供と『全集』版編纂陣の対応 |
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第一〇節 「範疇論文」の「第二部」は、前半か、後半か、いつ執筆されたか |
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第一一節 ヴェーバーのリッカート宛て書簡 |
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第一二節 モムゼン「基礎範疇後期成立」説の批判 |
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第一三節 ヘルメス「『第二部』前半」説の批判 |
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第一四節 筆者の所見と論争へのスタンス |
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第一五節 「旧稿」全篇の内容構成(仮説) |
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第一六節 文献 |
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第一七節 術語変更は「範疇論文」で起きたか |
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第一八節 「範疇論文」における「ゲゼルシャフト行為」の定義、「団体」と「アンシュタルト」の概念 |
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第一九節 「範疇論文」と「旧稿」との間に「認識状態」「解釈水準」の落差はあるか |
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第二〇節 「正当性諒解」の概念構成と事象への適用 |
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第二一節 「秩序の合理化」概念と事象「資本主義『経営』に特有の利害関心」 |
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第二二節 「術語の並行使用はともかく」と受け流せるか |
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第二三節 第一用例まで前段のコンテクスト-「社会と経済」章§1「経済概念の社会学的意味転換」 |
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第二四節 先行「法と経済」章§1「法概念の社会学的意味転換」 |
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第二五節 「法と経済」章§2「社会的秩序範疇としての習俗・慣習律・法、ならびに秩序変革の一般理論」 |
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第二六節 「法と経済」章§3「法と経済との原理的関係」、「旧稿」全篇の課題設定 |
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第二七節 第一用例-〈経済ゲマインシャフト〉の定義と〈ゲゼルシャフト行為〉の動態 |
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第二八節 第二用例-「社会と経済」章§2「ゲマインシャフトの経済的被制約性」と§3「ゲマインシャフトの経済制約性」 |
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第二九節 Ⅰ「概念」篇からⅡ「社会」篇、Ⅲ「支配」篇への架橋-「旧稿」における〈社会形象〉の選定規準と〈文化〉の「理解社会学」的取扱い |
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第三〇節 第四用例-〈ゲマインシャフト〉における〈ゲゼルシャフト結成〉の萌芽と展開 |
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第三一節 〈家ゲマインシャフト〉、〈権威〉と〈恭順〉、〈経営〉と〈オイコス〉 |
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第三二節 〈近隣ゲマインシャフト〉、〈同胞的救難〉、〈賦役経済〉、〈ゲマインデ〉、〈村落〉 |
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第三三節 〈氏族ゲマインシャフト〉、〈血の復讐義務〉と〈忠誠〉 |
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第三四節 第三用例-〈種族〉、〈種族ゲマインシャフト〉の人為的構成 |
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第三五節 〈宗教ゲマインシャフト〉、〈ゲマインデ〉としての〈教団〉 |
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第三六節 〈市場〉-〈ゲゼルシャフト行為〉としての〈交換〉と〈市場ゲマインシャフト〉 |
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第三七節 〈政治ゲマインシャフト〉における〈ゲゼルシャフト結成〉の諸階梯-「範疇論文」における概念構成と「旧稿」におけるその適用と展開 |
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第三八節 「法と経済」章の第三分巻「法」冒頭への繰り下げ |
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第三九節 「法と経済」章の射程 |
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第四〇節 「種族」章は「法と経済」章の概念構成を前提 |
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第四一節 「法と経済」章中の前出参照指示による「範疇論文」への架橋 |
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第四二節 「法と経済」章と「法」章との「一括」はマリアンネ・ヴェーバー |
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第四三節 「一九一四年構成表」は「将来の夢と過去の遺物」か |
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第四四節 「一九一四年構成表」の信憑性と妥当性 |
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第四五節 参照指示の信憑性と「一九一四年構成表」の妥当性 |
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第四六節 〈西洋中世内陸都市〉の〈非正当的〉権力簒奪とその諸条件 |
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第四七節 「一九一四年構成表」の項目8と「都市」章の位置-「体系論」的考察 |
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第四八節 〈支配〉の一般概念 |
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第四九節 〈合理的支配〉としての〈官僚制〉 |
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第五〇節 〈伝統的支配〉としての〈家父長制〉〈家産制〉〈封建制〉 |
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第五一節 〈カリスマ的支配〉と〈教権制〉 |
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第五二節 「都市」編入仮説の「文献学」的検証-前後参照指示のネットワーク |
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第五三節 モムゼンの「執筆期順」方針はまず適用不可能 |
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第五四節 執筆期順と配列順とは別問題-前後参照指示による異期テクスト間の架橋と統合 |
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第五五節 初期〈(商家)経営〉論と後期〈官僚制〉論との、参照指示による架橋 |
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第五六節 初期〈オイコス〉論と後期〈家産制〉論との、参照指示による架橋 |
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第五七節 初期執筆・後段配置〈階級、身分、党派〉論と後期・前段〈宗教〉論との架橋 |
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第五八節 基礎範疇の「後期成立」説(モムゼン)、「後期廃棄(減衰)」説(シュルフター)および「一貫維持」説(折原) |
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第五九節 全方法論的思索の積極的集約としての「範疇論文」と別途発表の意図 |
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第六〇節 モムゼンの読解不全にたいするシュルフターの批判-「作品史」に迷い込んだ「空中戦」 |
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第六一節 シュルフターの曖昧-術語用例の網羅的-具体的検索を欠く |
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第六二節 日付では一致する「成立」説と「廃棄」説 |
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第六三節 「一九一四年構成表」の信憑性と妥当性-「将来の夢と過去の遺物」説の批判 |
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第六四節 「全篇の統合」は「奇蹟」か |
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第六五節 〈伝統的支配〉節における「諒解とその合成語」の用例 |
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第六六節 〈カリスマ的支配〉節における基礎範疇の用例 |
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第六七節 前出参照指示による〈カリスマ的支配〉節の「範疇論文」への架橋 |
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第六八節 〈ゲマインデ〉の〈第二範疇〉としての〈(宗教)教団〉 |
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第六九節 〈第一範疇〉は「都市ゲマインデ」か「村落ゲマインデ」か |
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第七〇節 「社会と経済」章への基礎範疇の浸透と「諒解」が適用されない理由 |
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第七一節 「家、近隣、氏族」章に「諒解」が適用されない理由 |
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第七二節 「国民」章の内容構成と基礎範疇 |
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第七三節 シュルフター批判(総括) |
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第七四節 先行三編纂の功罪 |
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第七五節 未定稿編纂の陥穽 |
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第七六節 言論におけるフェア・プレーと学問一般の意義 |
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第七七節 否定的批判の積極的転回と全体像構築 |
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