資料詳細

濱下 武志/著 -- 岩波書店 -- 2013.11 -- 334.522

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中央 参書庫 K/334.5/はま/メ 180232876. 一般書 可能 利用可

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中央 1 0 1

資料詳細

タイトル 華僑・華人と中華網
副書名 移民・交易・送金ネットワークの構造と展開
著者名 濱下 武志 /著  
出版者 岩波書店
出版年 2013.11
ページ数等 15,331p
大きさ 22cm
分類(9版) 334.522  
分類(10版) 334.522  
内容紹介 21世紀のこんにち、巨大な華僑商人のネットワークが広域にわたり形成されつつある。華僑商人の金融・資本・送金・交易がいかなるシステムによって運営されてきたかを、伝統的投資・経営のありようを手がかりに明らかにする。
著者紹介 1943年生まれ。東京大学文学部卒業。龍谷大学教授、中山大学(中国)アジア太平洋学院院長・教授、静岡県立大学グローバル地域センター副センター長・特任教授、東京大学名誉教授等を歴任。 
テーマ 中国人(外国在留)  
ISBN 4-00-025929-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥5500
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103568727

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 アジア研究のなかの華僑研究
総論 華僑・華人のアイデンティティ
第一章 華僑・華人ネットワークの特質
第二章 移民と商業ネットワーク
第三章 華僑経済と民間金融
第四章 朝貢システムのなかの商業移民
第五章 帝国=植民地関係のなかの華僑
第六章 香港-シンガポール関係と移民送金ネットワーク
第七章 改革開放経済のなかの「華僑的状況」
第八章 華僑・華人・Chineseの国際移動と華人世界
第九章 華僑・華人研究の現在
終章 中華網の歴史サイクル
はじめに
一 国民経済と広域地域
二 地球化と地方化のなかの華僑研究
三 ネットワークの諸問題
おわりに
はじめに
一 華僑・華人・華裔
二 「華僑的状況」の増大
三 新華僑状況と現代中国認識
四 「華僑」の社会倫理と文化価値
おわりに
はじめに
一 移民研究の新たな課題
二 移民と本国送金に見るインド系と華人系の比較
三 ネットワークとその原理
四 交差するネットワークの歴史的展開
五 本国送金と金融ネットワーク
六 交差するネットワークの諸類型と相互関係
おわりに
はじめに
一 歴史的背景
二 タイの華人グループ
三 潮州系華人組織
四 潮州における人口と移民
五 広域商業圏の形成
六 華僑送金機関(批業)の発達
おわりに
はじめに
一 庶民金融のなかの資金調達と投資
二 合会、合股、聯号と華僑・華人経済
三 資金の外部ネットワーク南洋華僑送金
四 華僑送金
五 送金の具体的手続き
六 銀信局による為替送金の方法
おわりに
はじめに
一 清国の朝鮮への影響拡大と広東商人
二 清国-朝鮮間貿易にあらわれた米と金の輸出入
三 清国商人の優勢
四 山西票号の東アジア・ネットワーク
おわりに
一 華僑・華人問題
二 戦前期の華僑・華人問題関係文献
三 華僑経済力調査
四 主題別華僑調査の動向
五 機関別・研究者別にみた華僑調査研究の特徴
おわりに
付録資料 華僑調査関係文献
はじめに
一 アジアへの銀流入と銀問題
二 潮州-香港-シンガポール間の商業ネットワーク
三 国際銀行のアジア参入
四 華人ネットワーク・ビジネス
五 香港-シンガポール関係研究の諸課題
おわりに
はじめに
一 「以工補農」と「離土不離郷」
二 統計から見た郷鎮企業の展開
三 関連諸政策
四 郷鎮企業と地域経済模式
五 郷鎮企業と地方市場
おわりに
はじめに
一 華僑・華人研究の現在
二 Chineseの国際移動の歴史的概観
三 国際移動を生み出した「上位地域秩序」の歴史展開
四 Chineseの国際移動の重層化
五 国際移動を促進する華僑送金(僑批業)のグローカル歴史モデル
おわりに
はじめに
一 新移民研究の課題
二 中国の経済発展の画期と華僑・華人ネットワークの変化
三 分析の枠組みから行動の規範への展開
四 今後のいくつかの課題
おわりに
はじめに
一 地域主義を越える問題枠組み
二 一九九七年香港返還とアジア
三 大民族主義と小民族主義
四 東アジアにおける国家形成の契機
五 地域主義の国家化・民族化
おわりに