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桜田 照雄/著 -- 文理閣 -- 2013.3 -- 338.73

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中央 参書庫 K/338.7/さく/メ 180202255P 一般書 可能 利用可

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タイトル 取り戻した9億円
副書名 相互信金出資金返還訴訟の記録
シリーズ 阪南大学叢書
著者名 桜田 照雄 /著  
出版者 文理閣
出版年 2013.3
ページ数等 9,240p
大きさ 21cm
分類(9版) 338.73  
分類(10版) 338.73  
内容紹介 2002年に破綻した大阪の相互信用金庫から、組合員が9億円を超える出資金を取り戻した。相互信用金庫出資金返還訴訟の原告が、提訴から大阪高裁で勝利判決を獲得するまでの過程を、準備書面等の訴訟記録をもとに書き記す。
著者紹介 1958年大阪市生まれ。京都大学から博士号(経済学)授与。阪南大学流通学部教授。著書に「さくら銀行・三和銀行」「銀行ディスクロージャー」など。 
テーマ 信用金庫 , 銀行会計 , 企業倒産  
ISBN 4-89259-713-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥2500
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103502238

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 相互信用金庫の経営状況
第2章 相互信用金庫の経営実態
第3章 大阪高裁での主張
第4章 税効果会計の「活用」による延命
補論Ⅰ 平成10(1998)年以前の「償却・引当」実務
補論Ⅱ 金融検査マニュアルの導入について
1.信用金庫の経営破綻
2.相互信用金庫の経営破綻
3.出資金を取り戻せ-大阪地裁に訴える
1.相互信用金庫の経営実態をめぐって
2.大阪地裁判決への批判的検討
3.大阪地裁判決は償却・引当実務を理解していない
4.金融検査マニュアルの法的位置づけについて
5.自己資本比率を理解していなかった大阪地裁判決
6.「50億円の業務純益で25億円の債務超過は解消でき」ない
7.「担保価値評価」方法の変化を見過ごした判決
8.大阪地裁判決への総括的な批判
9.相互信用金庫における償却・引当実務の問題性
1.理事長証言における「再建の見通し」は砂上の楼閣であった
2.相互信用金庫の経営状態
1.実体のない「過年度税効果調整額」による数字合わせ
2.計上された繰延税金資産の違法性
3.大阪高裁での逆転勝利判決
1.不良債権償却証明制度
2.債権償却特別勘定の創設と償却・引当実務の完成
3.平成10年3月期以前の償却・引当実務の構造
4.「銀行の経理処理に関する統一経理基準」の制定
5.大蔵省検査(資産査定)による「償却・引当」実務の「検証」
6.償却・引当実務における担保物の評価
7.平成10(1998)年「改正」での変化
1.金融制度調査会「金融システム安定化のための諸施策」(平成7〈1995〉年12月22日)
2.「今後の金融検査・監督等のあり方と具体的改善策のとりまとめにあたって-金融行政の転換について-」(平成7〈1995〉年12月26日)
3.いわゆる金融3法の成立と早期是正措置の導入
4.銀行局「『普通銀行の業務運営に関する基本事項などについて』通達の一部改正について」(平成8〈1996〉年6月28日)
5.「早期是正措置に関する検討会中間報告」(平成8〈1996〉年12月26日)
6.資産査定通達の発出
7.自己査定と引当
8.金融検査マニュアルの策定