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澁谷 知美/著 -- 洛北出版 -- 2013.3 -- 367.9

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中央 参書庫 K/367.9/しぶ/メ 180224247U 一般書 可能 利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

資料詳細

タイトル 立身出世と下半身
副書名 男子学生の性的身体の管理の歴史
著者名 澁谷 知美 /著  
出版者 洛北出版
出版年 2013.3
ページ数等 605p
大きさ 20cm
分類(9版) 367.9  
分類(10版) 367.9  
内容紹介 1890~1940年代の日本における青少年男子の性的身体の管理の内実を、過去の教師や医師による発言や受験雑誌、各種書類、当事者へのインタビューから明らかにし、近代以降の男性の性的身体の認識枠組みを提示する。
著者紹介 1972年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学博士(教育学)。東京経済大学准教授。専門は教育社会学、社会学。著書に「平成オトコ塾」など。 
内容注記 文献:p569~591
テーマ 性-歴史 , 少年-歴史  
ISBN 4-903127-18-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥2600
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103497864

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 課題と方法
第1章 立身出世と性的行為の非両立 一八九〇年代における性的身体の使用禁止言説
第2章 「学生風紀問題」にみる青少年の性の問題化 一八八五~一九一二年の『教育時論』記事を中心に
第3章 「男らしい」人生への誘導 一九一〇~四〇年代の性教育における花柳病言説
第4章 M検と男子学生 一九三〇年代における男子の性の自己管理
結章 まとめと考察 「生産する身体」と「性的身体」がせめぎあう土壌としての男性身体
問題関心 近代における男性の性的身体をめぐって
男性の(性的)身体史の先行研究
青年観と青年の身体観の先行研究
方法論1 言説実践と非言説実践をどのように捉えるか
方法論2 「顕在化しなかっただけで無かったわけではない歴史」をどう捉えるか
小括
課題と構成
木下廣次の「籠城演説」
福澤諭吉の「品行論」
徳富蘇峰の「非戀愛」
巌本善治「非戀愛を非とす」と北村透谷「我牢獄」「厭世詩家と女性」
小括
問題設定
「学生風紀問題」とは 出現頻度、内容、地域、教育課程
「学生風紀問題」にみる青少年の性の問題化
小括
問題設定
性教育の登場
性教育における花柳病言説
禁欲を阻む契機としての「不潔な交渉」
制欲ツールとしての「正しい知識」
小括
問題設定
花柳病検査としてのM検
M検の実施頻度の少なさ
M検をめぐる生徒の反応
小括
まとめと考察
近代における男性の性的身体の位置づけ