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山尾 大/著 -- 明石書店 -- 2013.3 -- 312.273

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タイトル 紛争と国家建設
副書名 戦後イラクの再建をめぐるポリティクス
著者名 山尾 大 /著  
出版者 明石書店
出版年 2013.3
ページ数等 298p
大きさ 22cm
分類(9版) 312.273  
分類(10版) 312.273  
内容紹介 イラク戦争後のイラク国家建設とそれをめぐるポリティクスについて、多角的に考察。通説とは異なる視座にもとづいて政治対立が継続している要因を探り、戦後イラクの紛争と国家建設の実態を描き出す。
著者紹介 1981年滋賀県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫性博士課程修了。九州大学大学院比較社会文化研究院専任講師。専攻はイラク政治、中東政治、比較政治、国際政治。 
内容注記 文献:p270~285
テーマ イラク-政治・行政  
ISBN 4-7503-3776-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥4200
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103494903

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 イラクにおける紛争と国家建設
第一章 イラク戦争と戦後政治プロセス
第二章 民主化を主導する
第三章 政党を作る
第四章 代表を選出する
第五章 治安を回復する
第六章 財政を運営する
終章 紛争と国家建設の諸相
一.本書の目的
二.国家建設とそのディレンマ
三.戦後イラクにおける国家建設への視座
四.本書の構成
はじめに
一.占領統治期
二.移行期政権-アッラーウィー政権とジャアファリー政権
三.第一回国民議会選挙と内戦の勃発
四.第一次マーリキー政権(二〇〇六年五月~二〇一〇年三月)
五.第二次マーリキー政権(二〇一○年一一月~二〇一二年六月)
小括
はじめに
一.社会は生きていた-戦後の「原子化された社会」
二.スィースターニーとイラクの民主化
三.選挙と「イスラーム化」する社会
四.連携するシーア派宗教界とイスラーム主義政党
小括
はじめに
一.「社会なき政党」と「政党なき社会」
二.政党連合形成の制度的インセンティヴ
三.「与党」の政策
四.「野党」の戦略
五.合従連衡と宗派主義の回避
小括
はじめに
一.「政治的宗派主義」の勃興-制憲議会選挙(二〇〇五年一月)
二.「政治的宗派主義」の拡大-第一回国民議会選挙(二〇〇五年一二月)
三.イラク・ナショナリズムの勝利-第二回地方県議会選挙(二〇〇九年一月)
四.票の分散と権力分有体制の構築-第二回国民議会選挙(二〇一〇年三月)
小括
はじめに
一.国軍・治安機関の再建とその蹉鉄
二.内戦と集権的治安管理体制の崩壊
三.部族による覚醒評議会の形成
四.政治参加と暴力装置の関係という問題
小括
はじめに
一.米国の新自由主義経済政策とその蹉跌
二.新自由主義から利権配分型経済政策へ
三.中央政府は経済政策をコントロールできるのか
四.再配分のポリティクス-「二重の競合的パトロン・クライエント」構造の出現
小括
一.国家建設の蹉跌
二.紛争と国家建設
三.進展する政治制度構築
四.ネーション・ビルディングという課題