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川嶋 康男/著 -- 農山漁村文化協会 -- 2012.12 -- 289.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
こども 自由 /281/な/ 280072221O 児童書 可能 利用可
こども 書庫 ホ/281/な/ 280072274W 児童書 保存 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
こども 2 0 1

資料詳細

タイトル 北限の稲作にいどむ
副書名 “百万石を夢みた男”中山久蔵物語
著者名 川嶋 康男 /著  
出版者 農山漁村文化協会
出版年 2012.12
ページ数等 124p
大きさ 22cm
分類(9版) 289.1  
分類(10版) 289.1  
内容紹介 北海道での稲作普及に情熱を注ぎ、赤毛種の導入、もみの発芽や育苗での工夫、農民への種もみの配布に尽力した中山久蔵。“北海道稲作の父”と呼ばれた彼の生涯を、農民、開拓使や道庁の官吏、農学者との交流などを交えて描く。
内容抜粋 北海道の地で、半生を賭(と)して米を作りつづけた中山久蔵(なかやまきゅうぞう)。寒さや害虫にも負けず、まわりの農民に種もみを惜(お)しみなく分け与(あた)え、北の大地に米百万石の夢(ゆめ)を追った男の生涯(しょうがい)を描(えが)く。
著者紹介 北海道生まれ。ノンフィクション作家。「大きな手大きな愛」で第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞。他の著書に「大きな時計台小さな時計台」「いのちのしずく」など。 
内容注記 文献:p112 久蔵や北海道開拓に関連する出来事:p122~123
ISBN 4-540-12182-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥1300
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103465846

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに
1 いざ新天地へ
2 島松で鍬をふるう
3 大野の地で稲作を習う
4 島松の地に稲穂が垂れる
5 百万石の夢に向かって
6 トノサマバッタの襲来にも負けず
7 稲作奨励の時代がはじまる
8 久蔵の精神
おわりに●赤毛種から「ゆめぴりか」へ
あとがき
主な参考文献
資料編
諸国を旅して/仙台藩に仕え、蝦夷地におもむく/開拓農民になる決心
勇払から希望の地、島松へ/まずは食料集めから/原野に畑を切り開く/開拓判官、松本十郎との出会い/樽前山の大噴火
“北海道でも米はできるはず”/途絶えていた北海道の稲作/大野に稲作を根づかせた高田万次郎/寒さに強い赤毛種と白ひげ種/万次郎に稲作を教わる
水を温める暖水路/種もみの発芽は風呂の湯で/あぜで夜通し湯を沸かす/“子を育てるほどに手間がかかる”/思いがかなった収穫のとき/松本十郎に成功を報告/天候に左右されながらも/開拓使を去る十郎からの励まし/日本初の勧業博覧会で注目される
田畑を広げ、作物も増やす/栽培や試験を克明に記録/種もみを無償で配布/明治天皇にみずからの稲作を紹介/島松への入植者を支援
空を覆うバッタの群れ/久蔵のイネも食べつくされる/それでも種もみを配布する
米は欠かせない主食/酒勾常明の着任と稲作の奨励/酒勾への惜しみない協力/広がりつづける稲作の北限
稲作への無償の愛/松本十郎との絆/十郎の孫、友との語らい/久蔵の晩年