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中兼 和津次/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2012.9 -- 332.22

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中央 参書庫 /332.2/なか/ 180241729Y 一般書 可能 利用可

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タイトル ガザに地下鉄が走る日
著者名 岡 真理 /〔著〕  
出版者 みすず書房
出版年 2018.11
ページ数等 305p
大きさ 20cm
分類(9版) 302.279  
分類(10版) 302.2799  
内容紹介 現代の強制収容所と言われるパレスチナ・ガザ地区。移動の自由はなく、物資は制限され、ミサイルが日常的に撃ち込まれる。長年パレスチナと関わり続ける著者が、絶望的な状況でなお人間的に生きる人びととの出会いを伝える。
著者紹介 1960年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題、第三世界フェミニズム思想。著書に「記憶/物語」「彼女の「正しい」名前とは何か」など。 
テーマ パレスチナ問題  
ISBN 4-622-08747-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3200
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110294160

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 中国経済の捉え方:開発経済学的枠組みと視座
第1章 初期条件と歴史的文化的特性
第2章 成長モデルと構造変化
第3章 ルイス・モデルと中国の転換点
第4章 外向型発展モデルと中国
第5章 雁行形態論・キャッチアップ型工業化論とその限界
第6章 人口転換と人口ボーナス
第7章 分配と貧困
第8章 人的資本と教育
第9章 環境クズネッツ曲線と中国の環境問題
第10章 開発独裁モデル:中国における政府と市場の関係
終章 中国の開発経験をどう見るか
はじめに
1.経済発展または開発:基本的概念と分析枠組み
2.時期区分:改革開放以前と以後
3.実験場としての中国
4.本書における開発モデル
5.準拠枠としてのモデルと仮説
6.実証方法について
補論1 現代中国経済略史:開発戦略の変遷過程
はじめに
1.ガーシェンクロンの「後進性の優位」仮説
2.制度の形成と進化:ノースの「経路依存性」論と速水の「誘発的制度革新」論
3.2つの歴史的遺産:1949年と1978年
4.歴史的視野から見た現代中国の経済発展:市場経済の発展
5.文化論:ウェーバーの「儒教論」はなぜ間違っていたのか
はじめに
1.ハロッド=ドーマー・モデル
2.貯蓄率と成長:ロストウの段階論,中国の高貯蓄
3.重工業化モデル:マハラノビス・モデルとフェリトマン=ドーマー・モデル
4.成長会計モデルとチェネリーの標準パターン論:中国への適用
5.ペティ=クラークの法則,ホフマン法則と中国
6.不均整成長論,ビッグプッシュ・モデルと計画経済
7.内生的成長論と経済発展
補論2 グレンジャーの因果分析
補論3 重工業と軽工業
はじめに
1.転換点論争
2.ルイス・モデルとレニス=フェイ・モデル
3.過剰労働論再考:ヌルクセ型偽装失業とルイス型過剰労働
4.日本,台湾,韓国における経験と中国
5.都市農村分断と転換点
6.郷鎮企業モデル
7.ハリス=トダロ・モデルと中国における労働移動:盲流から民工潮へ
8.開発と都市化
はじめに
1.2つの開発戦略:輸入代替と輸出主導
2.貿易と交易条件:プレビッシュ=シンガー命題を中心に
3.中国の貿易政策:貿易の自由化とWTO加盟
4.中国の新たな貿易レジーム:特区と加工貿易
5.外国直接投資の役割と決定要因
6.成長,貿易,FDIのダイナミックス
7.外資に対する評価
はじめに
1.雁行形態の3類型
2.アジアの経験:第1次輸入代替から第2次輸出代替へ
3.雁行形態論と産業・技術の国際的伝播
4.特化係数やRCA指数から見た雁行形態モデルと中国
5.輸出財の技術集約度
6.中国に「雁行形態モデル」は妥当するか
7.キャッチアップ型工業化論の限界
はじめに
1.人口と経済発展:マルサスの罠と低水準均衡の罠
2.人口転換とは
3.中国の人口構造の推移と特色
4.人口ボーナスとは
5.中国における人口ボーナス論
6.高齢化が中国にもたらすもの
7.人口規模と経済発展:中国の経験
はじめに
1.クズネッツ仮説とその妥当性
2.中国における格差の構造と推移
3.格差の決定因
4.ウィリアムソン仮説と地域格差拡大・縮小のメカニズム
5.中国における貧困水準の動きと貧困の構造
6.格差と貧困をめぐるいくつかの問題
補論4 ワハカ=ブラインダー(OB)分解
はじめに
1.シュルツとベッカーの人的資本論
2.教育のミンサー型収益率
3.中国における人的資本の蓄積
4.中国における教育の収益率とその効果
5.教育の収益率のダイナミックス
はじめに
1.環境と経済発展
2.環境クズネッツ曲線
3.中国の経済発展と環境クズネッツ曲線
4.中国における環境政策の変遷
5.国際環境問題と中国の主張
はじめに
1.開発独裁とは,開発主義とは
2.開発における国家・政府と市場
3.東アジアにおける経験:アムスデンと村上泰亮
4.中国の特殊性:共産党と国民党の比較
5.政治体制と成長:民主主義,独裁と成長
6.「開発」の意味論:センの「自由としての開発」論と中国
はじめに
1.中国の開発経験:その開発経済学への貢献と示唆
2.市場創生のダイナミズムと技術吸収
3.「中国モデル」再考
4.「調和の取れた社会」,「科学的発展観」と開発論
5.「中所得(国)の罠」を超えて