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吉村 仁/著 -- 筑摩書房 -- 2012.4 -- 467.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
こども 自由 /460/よ/ 2800680862 児童書 可能 利用可
安佐北 一般 /467/よし/ 380063848/ 一般書 可能 利用可
東区 一般 /467/よし/ 4800728950 一般書 可能 利用可
安佐南 児童 /46/ヨ/ 580080504U 児童書 可能 利用可
安芸区 一般 /467/よし/ 680054637$ 一般書 可能 利用可
南区 一般 /467/よし/ 780060429- 一般書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
こども 1 0 1
安佐北 1 0 1
東区 1 0 1
安佐南 1 0 1
安芸区 1 0 1
南区 1 0 1

資料詳細

タイトル なぜ男は女より多く産まれるのか
副書名 絶滅回避の進化論
シリーズ ちくまプリマー新書
著者名 吉村 仁 /著  
出版者 筑摩書房
出版年 2012.4
ページ数等 189p
大きさ 18cm
分類(9版) 467.5  
分類(10版) 467.5  
内容紹介 すべては「生き残り」のため。競争に勝つ強い者ではなく、環境変動に対応できた者のみが絶滅を避けられるのだ! 素数ゼミの謎を解いた著者が、簡単な数学を使って解き明かす、新しい進化論。
内容抜粋 素数ゼミ、チョウ、人間らの「そこそこ」「負けない」戦略から、「絶滅回避」を第一原理とする新しい進化論を展開。個体群が全滅するのか、それとも、その大きな危機に際し協力して仲間ともども生き残るのか、絶滅・存続の歴史における適応進化を考える。
著者紹介 1954年神奈川県生まれ。静岡大学創造科学技術大学院教授、ニューヨーク州立大学併任教授、千葉大学客員教授。専門は数理生態学で主に進化理論を研究している。著書に「素数ゼミの謎」など。 
内容注記 文献:p189
テーマ 進化論 , 生態学 , 生物数学  
ISBN 4-480-68879-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥780
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103393159

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに-激動する環境の中で
第1章 素数ゼミと絶滅回避の進化
第2章 生きものの数の不思議-「幾何平均」で考える
第3章 リスクへの適応-生き残りの原理
第4章 男子が多く生まれる訳-絶滅回避の原理
第5章 生きものたちの共生-「競争」か「協力」か
第6章 絶滅を避けるための行動
あとがき
参考文献
素数ゼミってなんだろう/素数ゼミは昆虫界の大変人?/大発生の不思議/種類の不思議/素数ゼミの「創世記」/実は最初は「絶滅回避」のためだった/セミの出会いと周期性/なぜ17年と13年だけに?
2つの進化理論/江戸時代のねずみ算/ねずみ算の変わり種/算術平均と幾何平均/成長率の算術平均と幾何平均/算術平均と幾何平均の比較/個体数の期待値は爆発でも、必ず絶滅-平均値のパラドックス
変動する環境にどう適応するか/生き残るには「そこそこ」がいい!/なぜ小鳥はヒナを少ししか育てないのか?/クラッチ・サイズとリスク回避/なぜモンシロチョウのメスはキャベツ畑を出て産卵するのか?/モンシロチョウにとってのリスクは人間/モンシロチョウのリスク分散/東日本大震災での津波への対応-リスクに対処する生物たち、無視する人間たち/二〇一一年春の温暖化による大災害
「偶然」という環境変動から/最適な性比は2分の1?/イチジクコバチの超極端な性比/男子にかたよった人間の性比の謎/絶滅からのアプローチ/孤島4人島の絶滅物語/繁殖集団の大きさと性比/絶滅回避こそが進化の第1原理?
「競争」か「協力」か?/植物プランクトン群集の異常な多様性/27億年の共生の歴史1-海の共生/27億年の共生の歴史2-陸の共生/分業のある協力と分業のない協力/「群れ」になるメリット/「分業」の巨大なメリット
食べられるリスクと餓死するリスク/ウサギの採餌行動と人間の投資活動/ノーベル賞受賞者が見過ごした破産リスク/リスク分散できないグローバル経済/リスク回避を実現している日本の老舗企業