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牧野 智和/著 -- 勁草書房 -- 2012.3 -- 361.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 参書庫 K/361.5/まき/ム 1802093781 一般書 可能 利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
中央 1 0 1

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タイトル 自己啓発の時代
副書名 「自己」の文化社会学的探究
著者名 牧野 智和 /著  
出版者 勁草書房
出版年 2012.3
ページ数等 12,266,22p
大きさ 20cm
分類(9版) 361.5  
分類(10版) 361.5  
内容紹介 なぜ多くの人が自己啓発書を買い求めるのか? 就職対策マニュアル本や女性のライフスタイル誌、男性向けビジネス誌などさまざまな分野の自己啓発メディアを分析し、その根底にある心性を明らかにする。
内容注記 文献:巻末p7~22
テーマ 社会学 , キャリアデザイン  
ISBN 4-326-65372-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥2900
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103383236

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第一章 「自己」の文化社会学に向けて
第二章 自己啓発書ベストセラーの戦後史
第三章 「就職用自己分析マニュアル」が求める自己とその社会的機能
第四章 女性のライフスタイル言説と自己
第五章 ビジネス誌が啓発する能力と自己
終章 自己啓発メディアが創り出す「自己の体制」
1 「自己をめぐる問い」と社会
2 「自己をめぐる問い」への文化社会学的アプローチ
3 「自己の体制」
4 後期近代と「自己の再帰的プロジェクト」
5 「自己のテクノロジー」
6 自己啓発メディアという「自己のテクノロジー」
7 本書の社会学的意義
8 分析のスタンス
1 自己啓発書ベストセラーについて
2 哲学的思索、記憶術、「心がまえ」と精神論
3 失われた「心」の模索
4 自己啓発書ベストセラーの分岐点
5 超越的法則論の増殖、仕事術・脳科学ブーム、自己啓発の一般化
6 「自己の体制」をめぐる検討課題の提出
1 大学生の就職活動における「自己分析」について
2 「就職用自己分析マニュアル」について
3 自己分析の定着と目的論の濃密化
4 過去・現在・未来から「本当の自分」を導出する
5 自己を客観的に見直し、「輝き」を演出する
6 自己分析の終着点
7 自己分析が求める自己とその社会的機能
1 女性向け自己啓発メディアへの接近
2 ライフスタイル誌『an・an』の特性と資料選定・分析の視点
3 一九八○年代以前
4 一九九〇年代前半
5 一九九〇年代後半
6 二〇〇〇年代
7 自己を語る権能の所在
8 自己啓発的言説の社会的機能に関する中間的考察
1 「力」の増殖とそれを捉える視点
2 ビジネス誌において啓発される「力」
3 ビジネス誌において啓発される「自己の自己との関係」
4 「力」をめぐる権能の偏在・流動
5 今日的通俗道徳のダイナミズム
1 内面の技術対象化
2 自己啓発メディアの社会的機能
3 自己をめぐる権能について
4 自己啓発メディアが創り出す「自己の体制」
5 本書の「効用」