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鷲谷 いづみ/著 -- 岩波書店 -- 2011.6 -- 519.81

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
こども 自由 /519/わ/ 280063372V 児童書 可能 利用可
東区 児童 /51/ワ/ 480068003T 児童書 可能 利用可
安佐南 児童 /51/ワ/ 5800725565 児童書 可能 利用可
安芸区 児童 /51/ワ/ 6800485761 児童書 可能 利用可
南区 児童 /51/ワ/ 7800536637 児童書 可能 利用可
佐伯区 児童 /519/ワ/ 9800986535 児童書 可能 利用可
なか区 児童 /51/ワ/ 080062093S 児童書 可能 利用可

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
こども 1 0 1
東区 1 0 1
安佐南 1 0 1
安芸区 1 0 1
南区 1 0 1
佐伯区 1 0 1
なか区 1 0 1

資料詳細

タイトル さとやま
副書名 生物多様性と生態系模様
シリーズ 岩波ジュニア新書
サブシリーズ 〈知の航海〉シリーズ
著者名 鷲谷 いづみ /著  
出版者 岩波書店
出版年 2011.6
ページ数等 11,192p
大きさ 18cm
分類(9版) 519.81  
分類(10版) 519.81  
内容紹介 多様な生きものを育んできた、自然の営みと人間活動との合作ともいえる「さとやま」。その歴史や複雑な生態系模様、さとやまの危機と再生への取り組みなどを紹介する。
内容抜粋 「さとやま」とは、ヒトの節度ある自然の利用や管理によってつくられた、水田やため池、茅場や雑木林などがパッチワークのような模様を生む、変化に富んだ半自然のこと。衰退の危機にあるさとやまの歴史や価値をさまざまな角度から描き、再生の道を考えます。
著者紹介 1950年東京生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科教授。日本学術会議会員。生物多様性保全に関する幅広い研究をおこなっている。著書に「にっぽん自然再生紀行」など。 
テーマ 里山 , 生物多様性 , 生態学  
ISBN 4-00-500686-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥840
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103312132

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
はじめに
序章 サクラソウから見たさとやまの変化
第1章 ヒトの歴史とさとやまの成立
第2章 「さとやま」の生物多様性と生態系模様
第3章 地球規模の生物多様性とさとやまの危機
第4章 さとやまの再生-持続可能な地域社会にむけて
おわりに
サクラソウに惹かれて/サクラソウから保全生態学へ/火が好きなサクラソウ/古代の草原-野と牧/牧に適応したサクラソウ/落葉樹林と畦のサクラソウ/江戸の園芸文化とサクラソウ/牧から人工草地の牧場へ/普通の生きものに訪れた絶滅のおそれ
ヒトの誕生と人類/ヒトの移動と植生/ヒトと採集/最終氷河期の生活の痕跡/採集から半栽培へ/稲作のはじまりと耕作-採集者/氾濫原と文明/さとやまのルーツ/生物資源の採集と利用/草原の維持される環境/火入れと茅・葦・菅の利用/材料としての樹木の利用/エネルギー源としての樹木の利用/先駆樹種の利用/萌芽性と薪炭林
「さとやま」とは/さとやまの「ヤマ」/攪乱と生物多様性/ヒトの採集・管理に伴う攪乱/さとやまの「生態系模様」とは/さとやまインデックス/宍塚大池の生態系模様/ヤマを利用する知恵/野草がつくる万葉の風景/染料を採る紫野/火入れと生物多様性/落葉樹林と昆虫/マツとマツタケ・ショウロ/マツ林の現在/田んぼをめぐる生物多様性/樹林と水辺の複合生態系/トンボの国/水辺の生きものに訪れた危機/消えゆくため池/外来種による影響/近代的な生態系模様=モノカルチャーへの変更
「人間中心世」とヒトの持続可能性/人為活動と富栄養化/「安全圏」からの逸脱/「生態系サービス」と生物多様性/生物多様性条約/二〇一〇年目標/小さな個体群に生じる危機/移動が妨げられた個体群/生息・生育場所と開発/そのほかの要因/エコロジカル・フットプリントという見方/大きすぎる足跡/人間中心世の危機とさとやまの衰退/都市の成立とヒトのメタ個体群/アリー効果と都市/さとやまから植民地へ/持続可能性と経済的利益/第一次産業の衰退とさとやま/減りつづけるさとやまの人口
COP10とSATOYAMAイニシアティブ/さとやまのもつ現代的な価値/害虫防除の新しい視点/心を癒すさとやま/魅力的なさとやまづくりにむけて/さとやまのもつ価値を守るために/自然再生という思想と科学/東イングランド地方の湿地再生/フェンという湿地/排水と地盤沈下/国家プロジェクトとしての湿地再生/農業環境政策の活用/科学を基礎とした管理と再生/湿地としての日本の水田再生/蕪栗沼のマガン-大崎での取り組み/湿地の治水機能/ふゆみずたんぼ/害鳥からシンボルへ/コウノトリのいるさとやま-豊岡での取り組み/「コウノトリ育む」農法/「生物多様性」がとりもつ団結/「緑の埋葬」と科学による自然再生-一関での取り組み/二つのベクトルのせめぎ合い