所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
中央	参書庫	/369.0/じや/	1801841691	一般書	可能	利用可

タイトル	近代日本の社会事業思想
副書名	国家の「公益」と宗教の「愛」
シリーズ	ＭＩＮＥＲＶＡ人文・社会科学叢書
著者名	姜　克實／著
出版者	ミネルヴァ書房
出版年	２０１１．３
ページ数等	１３，２９８，３ｐ
大きさ	２２ｃｍ
分類(9版)	369.021
分類(10版)	369.021
内容紹介	近代日本の社会事業はどのように形成されたのか。国家と宗教の関係を基本視座に、宗教的愛により起こった慈善事業が、国家の政策介入によって組織化され、近代的社会事業に変貌していった過程を明らかにする。
著者紹介	１９５３年中国生まれ。早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。文学博士。岡山大学大学院社会文化科学研究科教授。専門は日本近現代史、近現代思想史。著書に「晩年の石橋湛山と平和主義」等。
テーマ	社会福祉－日本
ISBN	4-623-05822-8
本体価格	￥５０００
特定資料種別	図書
URL	https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103286042

タイトル	著者名	ページ
序章　儒学思想と近代社会事業
第Ⅰ部　愛から社会事業へ
第一章　治国平天下
第二章　信仰への献身
第三章　個人の信仰から国民的宗教へ
第四章　現世の浄土信仰
第Ⅱ部　近代社会事業のプランナー
第五章　「衛生警察」の真義
第六章　人生と衛生
第七章　近代日本社会政策の準備
第八章　自助と共済
終章　近代社会事業の形成期における国家と宗教の位相
１　「慈愛」と「仁愛」
２　支配イデオロギーとしての儒学
３　近代化と通俗道徳
４　近代的企業精神の創出
５　地方改良運動における下からの人間形成
６　仁政、善政、温情主義に基づく日本的労資関係の形成
７　温情主義から組合公認へ
１　国家の事業
２　公的性格へのこだわり
３　感化事業の目的
４　中央慈善協会
１　霊感と実行
２　石井の教育理想
３　石井十次における信仰の特徴
４　石井十次の評価
１　科学の精神と宗教の愛
２　社会問題への視野と国家的責任感
３　慈善を国家事業の軌道に
４　慈善事業の国営論と社会福祉思想の萌芽
５　慈善事業と報徳思想
６　報徳思想の効能
７　留岡の宗教信仰の特徴と評価
１　慈善から社会事業へ
２　慈善の理論と実践
３　仏教の社会思想
４　渡辺の思想特徴と評価
１　「衛生警察」の意味
２　『普通生理衛生学』
３　「衛生警察原理」
１　『国家衛生原理』
２　『衛生制度論』
１　後藤新平のドイツ留学
２　社会政策の訴え
３　社会政策への建言
１　「労働者疾病保険法案」
２　窪田の防貧思想
１　「愛」の特徴
２　国家の役割
３　国家事業のジレンマ
４　政府と民間のエージェント
５　今日への示唆

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