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フレデリック・ルノワール/著 -- トランスビュー -- 2010.9 -- 182.3

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中央 閲A K/182.3/るの/マ 180175203R 一般書 可能 利用可

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タイトル 仏教と西洋の出会い
著者名 フレデリック・ルノワール /著, 今枝 由郎 /訳, 富樫 瓔子 /訳  
出版者 トランスビュー
出版年 2010.9
ページ数等 2,337,30p
大きさ 22cm
分類(9版) 182.3  
分類(10版) 182.3  
内容紹介 西洋にとって、ときに恐怖の的となり、ときに希望や幻想の対象となった仏教とは何だったのか。豊富な事例で、西洋における仏教の誤解と理解の壮大なドラマを描く初めての通史。
内容注記 文献:巻末p14~30
テーマ 仏教-ヨーロッパ  
ISBN 4-901510-93-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥4600
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103226632

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序論
第Ⅰ部 幻想の誕生
第一章 仏教はギリシャとインドをつないだか
第二章 中世の旅行者たち
第三章 中世のチベット神話
第四章 宣教師たちによる発見
第五章 「ラマ教」の幻惑
第Ⅱ部 仏教の発見
第一章 「東洋ルネサンス」
第二章 キリスト教の強敵
第三章 ショーペンハウアーと「仏教厭世主義」
第四章 ニーチェと「仏教虚無主義」
第五章 「無神論」と「虚無」の宗教
第Ⅲ部 神智学と仏教近代主義
第一章 ロマン主義仏教
第二章 神智学協会の誕生と発展
第三章 「仏教近代主義」と最初の改宗者たち
第四章 禁断のチベット
第五章 仏教書の出版と知識人の系譜
第Ⅳ部 さまざまな弟子たち
第一章 カウンター・カルチャーとチベット仏教のテレビ放映
第二章 坐禅の広まり
第三章 西洋のラマたち
第四章 テーラヴァーダ仏教の実践
第Ⅴ部 仏教ヒューマニズムの展開
第一章 新たな精神革命
第二章 ダライ・ラマと仏教のメディア化
第三章 ふたたび魔法にかけられて
結び 内なる東洋への鍵
西洋における仏教の浸透
断続的な「出会い」の歴史
「解釈された仏教」と「本当の仏教」
仏教の成功と西洋の三大「抑圧」
直接の影響か、たんなる相似か
海を渡って扶桑の国へ
古代人の幻想のインド
マルコ・ポーロが伝えたブッダの伝記
キリスト教版ブッダ伝
福音の理想としての仏教僧院
神秘、黄金、性的自由
「神なき宗教」の繊細さ
宗教論争に仏教を利用する
「黄色い教会」
ユック神父の旅行記
『アヴェスタ』と『バガヴァッド・ギーター』の翻訳
ロマン主義者のインド
ヒンドゥー教を通して見た仏教
学問的研究の進展
仏教とキリスト教の驚くべき相似
「近代的」仏教と「教条的」キリスト教
『意志と表象としての世界』をめぐって
ショーペンハウアーは仏教哲学者か
「仏教厭世主義」という誤解
キリスト教に対抗する盟友
仏教との決別
仏教は無神論か
仏教は虚無の信仰か
ベストセラー『アジアの光』
物質主義の排斥と魔術思想の再来
ヘレナ・ブラヴァツキーの神智学
協会の危機と発展
仏教の神智学への同化
「セクト」と「ニュー・エイジ」
オルコット大佐とアレクサンドラ・ダヴィッド=ネール
シカゴ世界宗教会議
ラサの誘惑
ダヴィッド=ネールと魔術師たち
オカルトと秘教の地
『第三の眼』と『タンタン、チベットをゆく』
研究の飛躍的発展
『ミラレパ伝』『チベットの死者の書』の翻訳
鈴木大拙『禅仏教についての試論』
ユングとフロムの精神分析からの接近
トルストイ、ボルヘス、ハクスリー
ギンズバーグ、ケルアックの「ビート禅」
東洋の精神性と心理学の融合
ヨーガと武術
秘教伝授のドキュメンタリー
アメリカの鈴木俊隆老師
ヨーロッパの弟子丸泰仙
ティク・ナット・ハンの「社会参加型仏教」
禅修行するキリスト教徒
リンポチェたちの活動
新世代のラマたち
チョギャム・トゥンパの小説のような生涯
ヴィパッサナ瞑想の技法
精神性の復権
普遍的責任の倫理
ダライ・ラマの近代性
「最後の聖地」の神話
地上楽園、シャンバラ王国
世界に広がる新たなメシア信仰
「シャングリ・ラの囚われ人」
「開かれた理性」のモデル
キリスト教が見失ったもの
「出会い」の文明論的次元
〈日本語版のための「結び」への加筆〉