◎まえがき/中村幸昭(鳥羽水族館・名誉館長) |
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◎記憶に残ることば |
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〔第1章〕「どっこい生きてる、ゴミの中」 |
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■「関西国際空港島の海は、大阪湾に浮かぶ粗大ゴミなのか」 |
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■《対談》「大きな海が、小さな人間に教えてくれること」 |
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〔第2章〕変わりゆく海の環境 |
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■《語り》「海が私を育ててくれた」 |
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◎空きカン暮らしでも楽しいわが家 |
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●マダコ/恋の季節も土管でね |
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●スナダコ/わが家はカップ酒のビンでいい気分 |
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●ウミトサカ/樹木のように見えるが生きものなのだ |
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●ホシササノハベラ/おやおや靴ベラか |
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●ウツボ/ブロックのすき間がお気に入り |
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●イシダイ/コンクリートブロックは幼魚たちの遊び場 |
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●トラギス/もしかして廃物マニア? |
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●ハナウミシダ/潮流まかせの自由生活者 |
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●ムレハタタテダイ/ロープに群れる小さな旗のよう |
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●カエルアンコウ/空きカンに身を隠す戦略家 |
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●ミナミギンポ/ホースに入って獲物を待つ |
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●ソフトコーラル/海底アートの土台は人工物 |
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●ハネウミヒドラ/ロープがつくった海の生け花 |
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●イバラダツ/パイプに尻尾をからめてひと休み |
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●アサヒアナハゼ/けっこう必死で休憩してます |
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●オキゴンベ/廃棄物は秘密の花園 |
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●ウミトサカとナミイソカイメン/生きものたちのゆりかごにもなる漁のロープ |
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●ヒトエガイ/空きカンにわざわざ産卵する謎 |
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●メバル/流し台からアイドル登場? |
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●ムチカラマツ/巨大ゴミも岩がわりに |
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●ネンブツダイ/漁網はかえって安全なのだ |
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●クルマダイ/小さなボクのかくれ場所だい! |
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●ムラサキハナギンチャク/ドラムカンに咲く一輪の花 |
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●カサゴ/おなかをチョンと乗せて休憩中 |
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●イソカサゴ/この休憩場所もいずれ枯れてしまうのか… |
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●ムラサメモンガラ/ドラムカンの中はゆりかごのワンルーム |
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●八放サンゴ/古いタイヤが土台になって |
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●ヤリイカの卵塊/タイヤの下で卵がゆ~らゆら |
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●イラ/美人魚がタイヤでひと休み |
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●ニジギンポ/安全地帯をみつける名人 |
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●キタマクラ/ロープ使いの達人 |
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メバル、マボヤ、カサゴ、マヒトデ、クロダイ、ケヤリムシ、ウマヅラハギ、ミズクラゲ |
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・伊藤勝敏(海中カメラマン)+ |
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・藤本浩(NPO法人 海と自然の体験学習協会代表理事) |
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・海の環境悪化と人間の“海ばなれ” |
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・わが家は空きカン、空きビン、タイヤ、ホース、土管、靴… |
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・国境を越えて漂流するゴミの山 |
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・自然が相手では、すぐに答えは出ない |
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・海の生きものは死ぬか生きるか「待った」なし |
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・海に来て子どもたちが変わるわけは? |
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・フイルム1枚に命を懸けて魚を追う |
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●オニヒトデの大発生 |
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●シロレイシダマシがサンゴを襲う。小さい体で大繁殖 |
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●白化現象。イソギンチャクも高水温が続くと白化する |
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●進むサンゴ礁の荒廃 |
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●全国の沿岸で広がる磯焼け |
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●海底・海岸の廃棄物。ゴミの回収 |
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●奇形魚 |
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●サンゴの侵略戦争 |
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●よみがえったサンゴ |
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◎伊藤勝敏 |
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・はじめて見たヒトデに「これは私が撮らなければ」と悟った |
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・海を撮りたい、その気持ちがずっと心のなかでくすぶっていた |
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・沖縄のオニヒトデ撮影が教えてくれた |
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みんなが知りたい海の姿を撮ればよい |
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・「テーマは、何?」繰り返される問いかけに見つけた答えは“共生” |
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・苦しくてもなぜ続けるのか。私には海中写真しかない |
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・シャッターチャンスは神だのみ。欲張りをして、タイミングを逃す |
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・私が行くといつも現れた、ポーズをとるイラとの思い出 |
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・ウツボの全身が見たくて伊豆へ移住、水深100メートル撮影にも挑戦 |
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・健気に生きる姿を伝えたい。ヤツらに人間はかなわない |
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