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諸岡 卓真/著 -- 北海道大学出版会 -- 2010.3 -- 901.3

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中央 参書庫 K/901.3/もろ/ 180222965Z 一般書 可能 利用可

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中央 1 0 1

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タイトル 現代本格ミステリの研究
副書名 「後期クイーン的問題」をめぐって
シリーズ 北海道大学大学院文学研究科研究叢書
著者名 諸岡 卓真 /著  
出版者 北海道大学出版会
出版年 2010.3
ページ数等 5,239,4p
大きさ 22cm
分類(9版) 901.3  
分類(10版) 901.3  
内容紹介 1980年代後半に劇的な復活を遂げ、現在に至るまで様々なメディアで人気を博している本格ミステリ。小説とゲームを読み解きながら、謎解きの(不)可能性をめぐって繰り広げられたその具体的展開を追う。
内容注記 文献:p227~233
テーマ 推理小説 , ゲームソフト  
ISBN 4-8329-6732-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3200
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103188656

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序章 「後期クイーン的問題」をめぐって
第一章 多層化する境界線
第二章 本格ミステリ殺人事件
第三章 九〇年代本格ミステリの延命策
第四章 置き去りの推理
第五章 並立の推理
第六章 操りという幻想
第七章 現代本格ミステリのアポリア
終章 本研究の成果と課題
1 ミステリの現在
2 後期クイーン的問題の見取り図
3 各章の構成
1 探偵の死
2 メタレベルからの保証
3 メタファーとしてのゲーデル問題
4 偽の手がかり問題
5 二重のカタルシス
6 顔のない死体
7 それでも行方不明になる真実
8 THE BORDERLINE CASE
1 語り手の立場
2 香月実朝の矛盾
3 推理の検証-メルカトル鮎の場合
4 推理の検証-香月実朝の場合
5 メルカトルを殺したのは誰か
6 銘探偵の掟
1 銘探偵のアポリア
2 二重の回避
3 新たなロジカル・タイピング
4 捏造の徴候
5 行方不明になる真実
6 ずれていく真実
7 偽の手がかり問題の回帰
8 後期クイーン的問題の功罪
1 一九九四年の転機
2 小説/ゲームの本格ミステリ
3 『逆転裁判』におけるプレイヤーとPC
4 『逆転裁判』における偽の手がかり問題
5 置き去りの推理
6 変節
7 千尋の言葉と意外性
8 再び置き去りの推理
9 最後の企み
10 ゆさぶられるのは誰か
1 二つの論証
2 サイコ・ロック
3 制限される情報
4 「僕は誰も殺していない」
5 並立の推理
6 宙吊りの決断
7 正しさ/適切さ
1 ネタとしての後期クイーン的問題
2 見えるものが見えない
3 思い込み
4 肥大化する操り
5 異教徒と暴力
6 完全な操り/操りの自壊
7 最後の思い込み
1 操りの時代
2 探偵の失敗
3 手がかりの真偽
4 混乱の原因
5 空転する論理
6 偶然と奇跡
7 現代本格ミステリのアポリア