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古江 増隆/編 -- 九州大学出版会 -- 2010.2 -- 493.153

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中央 参書庫 /493.1/ゆし/2 180168242W 一般書 可能 利用可

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タイトル 油症研究
巻次
巻名 治療と研究の最前線
著者名 古江 増隆 /編, 赤峰 昭文 /編, 佐藤 伸一 /編, 山田 英之 /編, 吉村 健清 /編  
出版者 九州大学出版会
出版年 2010.2
ページ数等 18,264p
大きさ 27cm
分類(9版) 493.153  
分類(10版) 493.153  
内容紹介 油症検診での血液中化学物質の濃度測定法の開発と変遷、油症診断基準改訂の経緯、ダイオキシンの後世代影響とその機構、油症に対する漢方治療など、油症に関する最近10年間の学術的研究成果をまとめる。
テーマ 油症  
ISBN 4-7985-0007-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥9200
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103166750

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1部 生体濃度
第1章 油症検診での血液中化学物質(PCB,PCQ,PCDF)の濃度測定法の開発と変遷
第2章 油症検診受診者における血液中PCB濃度の測定
第3章 油症検診受診者における血液中PCQ濃度の測定
第4章 油症患者の血液中PCDF濃度の測定
第4章補論 長崎県における油症患者の血液中PCB・PCQ濃度の測定
第5章 油症検診データベース
第6章 全国油症検診結果の総括
第7章 油症患者におけるPeCDFの残留濃度と半減期
第8章 全国油症検診受診者における2,3,4,7,8-五塩化ジベンゾフラン(PeCDF)レベルの時間変化
第9章 胎児性油症の原因物質もポリ塩化ダイベンゾフラン
第2部 臨床
第1章 油症診断基準改訂(2004年)の経緯
第2章 油症患者における血中PeCDF値と症状や血液検査等との関係
第3章 油症患者における骨・関節症状の実態
第4章 油症における産科・婦人科系の異常
第5章 油症における内分泌機能と免疫機能
第6章 油症患者の死因分析
第7章 油症における酸化ストレス
第8章 油症におけるクレアチンキナーゼ
第9章 油症における皮膚症状
第3部 基礎研究
第1章 ダイオキシンの後世代影響とその機構
第2章 ダイオキシン毒性を軽減する物質の探索
第3章 高残留性PCB類の代謝および代謝物の毒性評価
第4部 治療
第1章 油症に対する漢方治療
第2章 玄米発酵食品の摂取による油症原因物質の体外排泄促進
〈特別寄稿〉子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)について
〈付録〉
1.1 PCBの分析
1.2 PCQの分析
1.3 PCDFの分析
2.1 血液中PCB測定による油症診断
2.2 血液中PCB異性体分離分析法への移行
2.3 2004年度油症検診受診者の血液中PCB分析
2.4 2006年度油症検診受診者の血液中PCB分析
2.5 油症検診受診者の血液中PCB濃度の経年推移(2004~2007年度)
4.1 概要
4.2 油症患者の血液中PCDF濃度
4補.1 はじめに
4補.2 分析方法
4補.3 結果
5.1 はじめに
5.2 油症検診データベース構築の変遷
5.3 油症検診データベースシステムの現状
5.4 油症検診データベースシステムの今後の展望
6.1 はじめに
6.2 全国油症検診受診者の概要
6.3 臨床所見の概要
6.4 まとめ
7.1 PeCDF半減期のこれまでの報告
7.2 油症の各患者の半減期の分布
7.3 男女別の各患者の半減期の分布
7.4 PeCDF濃度別の各患者の半減期の分布
7.5 まとめ
8.1 はじめに
8.2 対象者と方法
9.1 緒言
9.2 分析した保存臍帯
9.3 保存臍帯中のダイオキシン類とPCBs濃度
9.4 胎児性油症の原因物質
9.5 総括
1.1 はじめに
1.2 油症とPCBs,polychlorinated quarterphenyl(PCQs),PCDFs
1.3 油症検診とダイオキシン類の測定
1.4 新しい診断基準の作成
2.1 油症患者のPCB関連化合物の血中濃度(2001~2003年度の油症検診から)
2.2 2001~2003年度の検診結果の平均値と,血中PeCDF値と症状等の関係について
2.3 油症患者の症状・微候の比較:発症20年後(1988年)と約35年後(2001~2003年)
2.4 油症検診における代表的な検査項目と,血中PeCDF濃度の高低との関係
3.1 油症発生初期における骨・関節症状
3.2 現在の油症患者における骨・関節症状
3.3 油症患者における骨密度
4.1 油症における妊娠異常と胎児・新生児異常
4.2 油症における女性性機能
4.3 油症における婦人科疾患
5.1 油症における内分泌機能と免疫機能
5.2 油症における内分泌機能
5.3 油症における免疫機能
8.1 はじめに
8.2 血清CKの経年変化
8.3 血清アルドラーゼ(ALD)
8.4 カネミ油症検診者の血清CK上昇の要因
8.5 その他
8.6 まとめ
9.1 はじめに
9.2 2001年以前
9.3 2001年以後
9.4 その他のダイオキシン類中毒事件
9.5 考察
9.6 年次検診で観察した油症皮膚病変の最近10年間の推移
1.1 はじめに
1.2 TCDDのステロイドホルモン合成への影響
1.3 胎児ステロイド合成系低下の機構
1.4 ゴナドトロピン障害と性行動抑制のインプリンティング
1.5 おわりに
2.1 緒論
2.2 食用食物成分によるダイオキシン毒性の軽減
2.3 おわりに
3.1 はじめに
3.2 PCBの水酸化反応とメチルチオ化反応
3.3 ヒト血中に残留するPCB代謝物の親PCBの探索
3.4 PCB代謝に関与するチトクロムP450
3.5 PCB代謝物の毒性評価
3.6 最後に
1.1 はじめに
1.2 試験の概要
1.3 統計学的方法
1.4 結果
1.5 考察
2.1 はじめに
2.2 玄米発酵食品ハイ・ゲンキ(スピルリナ入)
2.3 研究協力者と研究プロトコル
2.4 ハイ・ゲンキ(スピルリナ入)の血中濃度への影響
2.5 ハイ・ゲンキ(スピルリナ入)の体外排泄促進効果
2.6 まとめ
1.背景
2.子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の概要
3.調査の中心仮説について
4.実施計画
5.パイロット調査
6.国民とのコミュニケーションと産学官の連携
7.国際協力
8.調査費用と契約
9.まとめ
付録1 油症の診断基準と治療指針など
付録2 “奇病”の原因究明のために昭和43年に結成された九州大学油症研究班の臨床部会,分析専門部会,疫学部会の構成員
付録3 油症研究班,油症治療研究班の年表
付録4 九州大学油症治療研究班ならびに全国油症治療研究班が開催したセミナーその他検討会議