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綾屋 紗月/著 -- 理論社 -- 2009.8 -- 367.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
こども 整理 /367/あ/ 280051678. 児童書 可能 利用可
安佐南 児童 /36/ア/ 580048188% 児童書 可能 利用可
安芸区 児童 /36/ア/ 680034852- 児童書 可能 利用可
なか区 児童 /36/ア/ 080047661W 児童書 可能 利用可

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館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数

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タイトル 前略、離婚を決めました
シリーズ よりみちパン!セ
著者名 綾屋 紗月 /著, 100%ORANGE /装画・挿画  
出版者 理論社
出版年 2009.8
ページ数等 260p
大きさ 19cm
分類(9版) 367.4  
分類(10版) 367.4  
内容紹介 お母さんがどうして離婚を決めたのか-。子ども時代から結婚、出産、そして離婚までを赤裸々に綴りながら、「自立」ではなく「ともに生きる」ことの困難さとかけがえのなさを伝える。
内容抜粋 お母さん、なんでお父さんと結婚したの?離婚なんてかんたんにできるの?ぼくたちを産んでよかった…?母親である著者が、「信頼」と「裏切り」、「エッチ」と「暴力」、「愛情」と「支配」といったリアルなアプローチで、離婚を決めるまでのすべてを語ります。
著者紹介 1974年生まれ。二児の母。大学時代に習得した手話を用いて、パートナーである小児科医・熊谷晋一郎とともに講演を行う。共著に「発達障害当事者研究」など。 
テーマ 離婚  
ISBN 4-652-07847-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥1400
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103303852

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
第1章 お母さん、なんでお父さんと結婚したの?
そうですね。その質問にお答えするためには、ずっと独りぼっちだったお母さんの子ども時代の話から、始めた方がいいかもしれません。
仲間に入れない
かわいくないから?
話題が合わないから?
勉強だったらつながれる?
挫折…文字が読めない!
やめておけばいいのに…
裏門通いの大学時代
初めて「見える人」になれたお母さん
巣穴が消えてしまう
やってきた結婚
第2章 お母さん、ぼくたちを産んでよかった?
はい。お母さんはあなたたちに会いたくてたまらなかったから産んだのです。結婚して子どもを産み育てるということ。お母さんはそれをとても待ち望んでいました。
“おかあさん”になりたかったお母さん
“おかあさん”じゃだめなの?
つながりの景色をおいかけて
さみしい新婚生活
誕生…つながりができた!
“おとうさん”になってほしい
オレンジ色に刻む記憶
はばたきはじめた子どもたち
せまる“おかあさん”づきあい
第3章 お母さん、なんでお父さんと離婚したの?
当時のお母さんは、時間をかけて歩み寄ることで、夫婦のすれ違いは解消されていくのだろうと思っていました。でも実際に起きたのは、そのすれ違いの距離がどんどん開いていって、取り返しがつかなくなるという結末でした。
つながりが消えていく
家事ができなくなっていく
転がり落ちるのを止められない
こころが消えていく
おびえる日々
最大の裏切り
悪魔を見る
人恋しさに負ける
ひきさかれる
消えない恐怖心
逃げる! …戦う覚悟
第4章 お母さん、どうやって離婚したの?
裏切りは許せないけれど、お母さんは、初めから離婚を考えていたわけではありませんでした。むしろ、もし考え方を改めてくれるのなら、子どものためにも家族四人の生活を続けていく余地はある、と考えていました。
どうやら暴力の中にいるらしい
からだを閉じる
共同生活の模索
離婚への偏見
自分の求める「つながり」とは?
別居&離婚を決意
女性相談員の言うとおりになる!
「努力」の怖さ
新しいつながりの兆し
~補足メモ~ 調停離婚で味わった「暴力」への無理解
第5章 エッチと暴力
お母さんはずっと人とのつながりを求めてきましたが、結果的に暴力に巻き込まれることになりました。その理由として「エッチ」について考えることは、避けられない重要な点だと思います。
「エッチな紙」の表・裏
小さい時からあるエッチな気分
エッチな気分に必要なもの
一歩間違えれば「恐怖」
ひとりでエッチな気分
ことばだけでもエッチな気分
親密さから暴力へ
望まないセックスになだれこむ
「親密な相手は自分の思うままに動く」?
それでも暴力から抜け出せない
いつか誰かとエッチな気分をわかちあうときがきたら
第6章 弱いままで開かれていく世界へ
離婚を決めたものの未来は閉ざされ、お母さんは死に近いところにいました。そんなお母さんに対し、それまで思ってもみなかったところから、ひとり、またひとりと手を差し伸べてくれる人が現れました。
人の手を借りて生きる
自分の弱さを認める
とりかえのきかない関係
「パートナー」になる
さまざまな弱さを抱えた人たち
弱さで広がる新しい世界