第1章 お母さん、なんでお父さんと結婚したの? |
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そうですね。その質問にお答えするためには、ずっと独りぼっちだったお母さんの子ども時代の話から、始めた方がいいかもしれません。 |
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仲間に入れない |
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かわいくないから? |
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話題が合わないから? |
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勉強だったらつながれる? |
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挫折…文字が読めない! |
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やめておけばいいのに… |
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裏門通いの大学時代 |
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初めて「見える人」になれたお母さん |
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巣穴が消えてしまう |
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やってきた結婚 |
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第2章 お母さん、ぼくたちを産んでよかった? |
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はい。お母さんはあなたたちに会いたくてたまらなかったから産んだのです。結婚して子どもを産み育てるということ。お母さんはそれをとても待ち望んでいました。 |
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“おかあさん”になりたかったお母さん |
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“おかあさん”じゃだめなの? |
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つながりの景色をおいかけて |
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さみしい新婚生活 |
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誕生…つながりができた! |
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“おとうさん”になってほしい |
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オレンジ色に刻む記憶 |
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はばたきはじめた子どもたち |
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せまる“おかあさん”づきあい |
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第3章 お母さん、なんでお父さんと離婚したの? |
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当時のお母さんは、時間をかけて歩み寄ることで、夫婦のすれ違いは解消されていくのだろうと思っていました。でも実際に起きたのは、そのすれ違いの距離がどんどん開いていって、取り返しがつかなくなるという結末でした。 |
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つながりが消えていく |
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家事ができなくなっていく |
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転がり落ちるのを止められない |
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こころが消えていく |
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おびえる日々 |
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最大の裏切り |
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悪魔を見る |
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人恋しさに負ける |
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ひきさかれる |
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消えない恐怖心 |
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逃げる! …戦う覚悟 |
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第4章 お母さん、どうやって離婚したの? |
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裏切りは許せないけれど、お母さんは、初めから離婚を考えていたわけではありませんでした。むしろ、もし考え方を改めてくれるのなら、子どものためにも家族四人の生活を続けていく余地はある、と考えていました。 |
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どうやら暴力の中にいるらしい |
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からだを閉じる |
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共同生活の模索 |
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離婚への偏見 |
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自分の求める「つながり」とは? |
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別居&離婚を決意 |
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女性相談員の言うとおりになる! |
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「努力」の怖さ |
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新しいつながりの兆し |
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~補足メモ~ 調停離婚で味わった「暴力」への無理解 |
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第5章 エッチと暴力 |
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お母さんはずっと人とのつながりを求めてきましたが、結果的に暴力に巻き込まれることになりました。その理由として「エッチ」について考えることは、避けられない重要な点だと思います。 |
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「エッチな紙」の表・裏 |
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小さい時からあるエッチな気分 |
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エッチな気分に必要なもの |
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一歩間違えれば「恐怖」 |
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ひとりでエッチな気分 |
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ことばだけでもエッチな気分 |
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親密さから暴力へ |
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望まないセックスになだれこむ |
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「親密な相手は自分の思うままに動く」? |
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それでも暴力から抜け出せない |
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いつか誰かとエッチな気分をわかちあうときがきたら |
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第6章 弱いままで開かれていく世界へ |
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離婚を決めたものの未来は閉ざされ、お母さんは死に近いところにいました。そんなお母さんに対し、それまで思ってもみなかったところから、ひとり、またひとりと手を差し伸べてくれる人が現れました。 |
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人の手を借りて生きる |
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自分の弱さを認める |
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とりかえのきかない関係 |
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「パートナー」になる |
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さまざまな弱さを抱えた人たち |
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弱さで広がる新しい世界 |
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