| 人は歴史が依ってきたるところをもはや知らず、いまでは歴史を作るより、むしろ歴史の批判をしているところでしょう |
ジャン・ボードリヤール／談 |
７～２２ｐ |
| 権力は国家から離れ、言わばグローバル・プレーヤーのもとへと移行しつつある |
フリードリッヒ・キットラー／談 |
２３～４２ｐ |
| どんなネットワークにも、それを支えるクリエイティヴな動機があります |
デリック・ドゥ・ケルコフ／談 |
４３～６４ｐ |
| これからは、さまざまな分子が織りなした生命の体系、生命の成立の基本原則のようなものが解明されてくると思います |
多田 富雄／談 |
６５～７８ｐ |
| 人間を理解しようとしたとき、感性的な側面をどうやって科学的に分析し、かつそれをシミュレートしていくか、このことが新しい科学の世界を拓こうとしている |
村上 陽一郎／談 |
７９～９０ｐ |
| 僕はコミュニケーションより表現にこだわる |
養老 孟司／談 |
９１～１１４ｐ |
| 音楽を聴きながら自然を見たときに、いままでよりずっときれいに見えたとか、そういう場所を体験するための「装置のような建築」を作りたい |
伊東 豊雄／談 |
１１５～１３８ｐ |
| 音をどう体験するかということと自然の問題は関わってくると思うんです |
細川 俊夫／談 |
１３９～１５４ｐ |
| 「もうひとつのテクノロジー」とか「ナンセンス」ということが二一世紀の社会にどのように受けとめられていくかに興味がありますね |
山口 勝弘／談 |
１５５～１６８ｐ |
| 私は機械の自律的な表現を追究しつづけています |
ウッディ・ヴァスルカ／談 |
１６９～１８４ｐ |
| 作品において、何か特定のものを批判しているという確信を持ったことは一度もありません |
ジェフ・ウォール／談 |
１８５～２０６ｐ |
| 二一世紀には「甘い宗教性」が重要になってくるのね |
ナムジュン・パイク／談 |
２０７～２２６ｐ |
| 「進歩」がわれわれにもたらすリアリティを見ると、これは何とも憂慮すべきものと言わざるをえません |
インゴ・ギュンター／談 |
２２７～２５３ｐ |