ライブラリー・サポーターズのおすすめ本
令和4年9月

カテゴリー
こども図書館
記事分類
お知らせ
公開日
2022年10月 5日

こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。

ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。

おすすめ本

学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた「こころ」。鏡の中の世界で出会った7人は秘めた願いを叶えるため、城で隠された鍵を探します。コロナ禍の今こそ読みたい本です。

1度読んだことがある方も、まだ読んでいない方もぜひ、こころたちと願いの鍵を探してみてください!!

(てつてつ)

  • 『その本は』 又吉 直樹/著 ヨシタケ シンスケ/著 ポプラ社 2022年

ある日、二人の男は王様に呼ばれました。
「わしは本が好きだ。しかし目が悪くなってしまったので、世界中を旅して、いろいろな本の話を聞かせてくれ。」
と言われ、二人の男は王様のために旅立ちました...

というあらすじのおはなしで、「その本は~」に続く形で、様々な本の話が語られていきます。2、3行で終わる話や、何ページも続く長い話まで、本当に様々です。

だれでも読める、楽しめる本、さらに驚きのさいごで二度おいしい楽しい本なので、是非読んでみてください。

(優)

この、「こちらあみ子」は映画化されており、ロケ地の1つに広島市立二葉中学校がつかわれています。この本にでてくる、あみ子という少女は少し変わっている少女ですが共感できる所もあり、おもしろいです。日常的な場面もあり、分かりやすいです。また、この作品は第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞をとっていてとても有名です。ぜひ、見てください。

(M・K)

著者の家族はイギリスに住んでいて、息子が一流小学校から地元の「元底辺中学校」に進学することから始まります。日本ではあまり感じることのない、格差に直面し、親子で成長していく話です。

私は「他の人の靴をはく」という言葉にドキッとしました。みなさんは読んでどう感じるかな?

(タマール)

  • 『風の靴』 朽木 祥/作 服部 華奈子/挿絵 講談社 2009年

家出に船を使うという新しい家出のスタイルによって起こる予想外のハプニング。家出をとおして成長する海生などみどころがいっぱいです。

(Y.K.)

不登校が続き、部屋に引き籠っていた中学1年生のこころ。5月のある日光った部屋の鏡の向こうには...お城⁉こころはそこで自分と似た境遇の中学生6人と出会い、彼らとともに冒険していく。

(にじいろ)

阪急電鉄の1本のローカルな路線を中心に繰り広げられるお話です。

路線の1往復から様々な乗客のストーリーが展開されていて、そこでの人との出会いや、つながりの大切さが伝わる素敵な一冊です。

(M・A)

この本では、オリンピックにまつわる"うっかり"おきてしまった話がたくさん紹介されています。

第1章から第5章まで、それぞれ「うっかりな競技」、「うっかりな選手」、「うっかりな大会」などなど。目次や表紙にのってるエピソードを読むだけでも「何それ!?」と楽しめること間違いなしです!東京オリンピックでも若い選手達がたくさんメダルを獲得しましたが、歴代最年少メダリストのことは知らない人が多いと思います。そんなエピソードもたくさんのっているので、是非読んでみて下さい。

(N・H)

前向性健忘という病気の日野真織に嘘の告白をして、本当に付き合うことになる透が、真織と接していくうちに心惹かれていく物語です。夜眠ると、1日のできごと全てを忘れてしまう真織と必死に向き合っていく透の姿はとても素敵です。読書の秋、本を読んでキュンキュンしたいという人におすすめです。衝撃のラストでは、自分にとっての大切なものを改めて考えさせられます。感動の青春物語、ぜひ、読んでみてください❕

(やまこ)