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佐伯区図書館で歴史講座「浅野家時代の広島藩は紙幣の時代」を開催しました

カテゴリー:佐伯区図書館
記事分類:事業報告公開日:2020年2月13日

2019 Hiroshima Active Library

佐伯区図書館では、令和元年12月8日(日)に、2019 Hiroshima Active Library協働事業として、歴史講座「浅野家時代の広島藩は紙幣の時代」を開催しました。

講座の様子

講師は、安田女子大学文学部准教授、高木久史先生です。

講座の様子_1

江戸時代のお金といえば、小判や銭など、貨幣をイメージしませんか?
実際には、民衆の間では、藩が発行した紙幣、「藩札」が使われていました。

参加された方々からは、
「高木先生のお話が、とてもわかりやすかった。広島の藩札の歴史を知ることができた。」
「浅野家当主が、いろいろ苦労していたことがわかった。」
などのお声をいただき、好評を得ることができました。

会場には、お金に関する本のほか、高木先生が書かれた本も展示しました。

講座の様子_2

参考文献
  • 通貨の日本史』(高木久史/著 中央公論新社 2016年)
  • 近世の開幕と貨幣統合』(高木久史/著 思文閣出版 2017年)
  • 江戸時代の紙幣』(国立史料館/編 東京大学出版会 1993年)
  • 藩札の経済学』(鹿野嘉昭/著 東洋経済新報社 2011年)
  • 広島藩』(土井作治/著 吉川弘文館 2015年)
  • 「藩札発行における領主の機能」日本金融学会2018年度秋季大会報告ペーパ(2018年)