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「図書館高校生通信」の第5号を発行しました

カテゴリー:広島市立図書館
記事分類:お知らせ公開日:2021年5月18日

広島市立図書館です。令和3年も図書館はたくさんの本を揃えて、皆さんと本との出合いをサポートします! 調べものをしたい時やリフレッシュしたい時など気軽に図書館にお越しくださいね。

こちらから図書館高校生通信 第5号(令和3年3月発行)をご覧いただけます[PDF:364KB]

図書館高校生通信は広島市内の高等学校、広島市立図書館などで配布しています。
バックナンバーはこども図書館のホームページからご覧いただけます。

図書館高校生通信の中からピックアップしてご紹介します。

今回の押し本

押し本1

『乗り越えた人の言葉』
著者名:桑原 晃弥/著
出版社:KADOKAWA 出版年:2020
年 

この本には田中将大、渋沢栄一、緒方貞子やJ・K・ローリングなど職業・時代・国籍・性別も様々な100人が、難局で何を考えたかがわかる言葉が紹介されています。1人見開き1ページずつにまとめてあり、好きなところから読むことができます。
「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングは、貧しい生活やうつ病に苦しむ中でも原稿の執筆を続けました。しかし、完成した原稿があまりにも長編で12もの出版社に出版を断られます。当時を語った「まだ生きていて、愛する娘がいて、旧式のタイプライター1台と、大きなアイデアがありました。どん底の岩盤が、その上に人生を築きなおす確固たる土台になったのです。」という彼女の言葉からは、夢をかなえるために難局を乗り越えていこうとする力強さが感じられます。
著者は「人が成長するうえで勝利や成功は大きな自信となりますが、本当の意味で人を成長させてくれるのは敗北や失敗であり苦難なのです」といいます。
悩んだ時、行き詰まった時、ヒントになる言葉がいっぱいつまった1冊です。

高校生からのおすすめ本

おすすめ本1

『世界はデザインでできている』
著者名:秋山 具義/著
出版社:筑摩書房 出版年:2019年

この世は全てがデザインでできていると気づくことができました。今持っているシャープペンも、この紙も全てデザインでできているので、一番初めにデザインされたものは何なのか、誰がデザインしたのか気になりました。

おすすめ本2

『心を整える。』
著者名:長谷部 誠/著
出版社:幻冬舎 出版年:2014年
※市立図書館では、2011年出版の単行本を所蔵しています。

プロが緊張をほぐしたり、自分に自信を持つために大切なこと、またそれに関するエピソードが載っていて、自分達の普段の生活や試合、入試etc.の大事な場面でパフォーマンスを上げる事に役立ちます。

おすすめ本3

『ある奴隷少女に起こった出来事』
著者名:ハリエット・アン・ジェイコブズ/著 堀越 ゆき/訳 
出版社:大和書房 出版年:2013年

杏さんもオススメしている本です。私たちが「どれだけ幸せな時代に生きているのか」と実感できる本です。昔の出来事から目を背けてはいけないと思える本です。