新着情報

企画展「原爆を伝える―次世代につなぐヒロシマ・ナガサキの本―」を開催しました!

カテゴリー:中央図書館
記事分類:事業報告公開日:2016年10月12日

当館では、毎年夏に被爆体験継承のための企画展を行っています。
今年は、平成28年7月9日(土)~8月31日(水)に、中央図書館2階展示ホールで「原爆を伝える-次世代につなぐヒロシマ・ナガサキの本-」をテーマに、読みついでいきたい原爆に関する本を紹介しました。

2016genbakuwotutaeru1.jpg 2016genbakuwotutaeru2.jpg

展示した資料は、本や雑誌などの図書館資料106点、被爆当時の写真パネル11点、原爆に関する漫画の複製原画や「市民が描いた原爆の絵」のパネル16点の、合計133点です。
証言、手記、記録、文学、写真、絵、漫画、音楽など様々な表現方法ごとに本を紹介したほか、昨年被爆70周年を機に発刊、復刊された本も併せて展示しました。

アンケートでは、10歳代の回答者数が最も多く、県外や国外の方の回答もありました。
「市民が描いた原爆の絵や、当時の写真が印象に残った」「『原爆を伝える』というテーマに関心があった」「近所の地名がたくさん出てきて、改めて他人事ではないと感じられた」「この悲劇を二度と繰り返さないようにとの作者の想いが伝わってきた」などの感想をいただきました。

「今後も原爆に関する展示を続けてほしい」という声も多く、図書館としても、次世代につなぐことを意識し、ぜひ続けていきたいと思いを新たにしました。

また「展示していた本を図書館で借りて読んでみたい」という声もあり、大変嬉しく思いました。今回配布した目録には、本の情報だけでなく貸出可否についても記載しています。ぜひ読書の参考にしてみてください。

配布用ブックリスト[PDF:723KB]

なお、中央図書館3階広島資料室では被爆に関する資料を積極的に収集し、閲覧や調べ物等にご活用していただいています。ぜひお立ち寄りください。