所蔵館	所蔵場所	請求記号	資料コード	資料区分	帯出区分	状態
中央	参書庫	K/910.2/ふあ/	180274765/	一般書	可能	利用可

タイトル	交錯する戦争の記憶
副書名	占領空間の文学
著者名	黄　益九／著
出版者	春風社
出版年	２０１４．１１
ページ数等	３６７ｐ
大きさ	１９ｃｍ
分類(9版)	910.264
分類(10版)	910.264
内容紹介	戦後占領期は、戦時中の〈記憶〉を回避しようとする姿勢、すなわち戦争を拒絶する〈記憶〉を作り直していく過程であった。ＧＨＱによる占領と文化的言説との関わりを探究し、戦争の〈記憶〉の再構築プロセスを究明する。
著者紹介	１９７３年韓国生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士（文学）。慶南大学校非常勤講師。専門は日本近代文学。
内容注記	文献：ｐ３３１～３５７
テーマ	日本文学－歴史－昭和時代（１９４５年以後） , 占領政策－日本 , 太平洋戦争（１９４１～１９４５）
ISBN	4-86110-422-0
本体価格	￥３３００
特定資料種別	図書
URL	https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103666813

タイトル	著者名	ページ
序章
第一部　〈想起〉と〈忘却〉
第一章　〈占領〉と遭遇する戦争の〈記憶〉
第二章　〈記憶〉に苦しむものたちの〈戦後〉
第三章　〈記憶〉と〈忘却〉の衝突
第四章　〈記憶〉の反転
第二部　〈記憶〉の変容
第五章　〈正義の味方〉と創られる〈記憶〉
第六章　「引揚げ」言説と〈記憶〉の版図
第七章　〈記憶〉のポリティクス
第八章　語られるノスタルジア・蔽われる〈記憶〉
終章　〈戦後〉に問いかける〈記憶〉
一　問題の所在
二　研究対象と焦点
三　戦後占領期文学の研究系譜
四　本書の構成
一　「黄金伝説」の舞台
二　交錯する〈記憶〉の残影
三　窮地に立つ「過去」
四　占領空間と〈記憶〉
一　戦争の〈記憶〉という題材
二　復員兵の〈記憶〉
三　戦争未亡人と〈忘却〉の作用
四　〈記憶〉をめぐる心理的乖離
五　封じ込められる〈記憶〉
一　戦争責任と村落共同体
二　〈狂気〉の素描と共同体の欺瞞
三　〈証言〉と〈記憶〉
四　〈記憶〉の抑圧と包摂
五　もう一つの〈戦場〉
一　「逆コース」と文化的な磁場
二　悲劇の暗部－二つの〈戦争〉
三　〈記憶〉と暴力の相関
四　排除の論理と自己正当化
五　〈記憶〉の変容可能性
一　和製「ターザン」の誕生
二　〈記憶〉としての〈南方〉と「暗黒大陸」
三　〈恩返し〉の美談
四　キリスト教と〈正義の味方〉
五　「信念」に伴う問題
一　「引揚者問題」と子供世代
二　「引揚げ」体験と〈語りの回避〉
三　引揚者の〈声〉と「わかれ道」の美談
四　自己欺瞞と〈記憶〉の再構築
五　引揚者と「新日本建設」
一　『中等国語』と「少年の日の思い出」
二　〈自己否定〉という道徳
三　〈記憶〉の屈折
四　〈記憶〉の創出と教科書
五　すり替えの論理
一　記憶物語としての問題
二　「無垢な共同体」から「感情の共同体」へ
三　〈共同体の記憶〉とノスタルジア
四　語らない物語
五　「反戦」と「忘却」の二重奏

館名	所蔵数	貸出中数	貸出可能数
中央	1	0	1

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