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津田 雅夫/著 -- 青木書店 -- 2014.1 -- 121.65

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中央 参書庫 K/121.6/つだ/メ 180237407W 一般書 可能 利用可

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タイトル 和辻哲郎研究
副書名 解釈学・国民道徳・社会主義
著者名 津田 雅夫 /著  
出版者 青木書店
出版年 2014.1
ページ数等 395,8p
大きさ 20cm
分類(9版) 121.65  
分類(10版) 121.65  
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内容紹介 和辻哲郎というユニークな思想家について、国民道徳の問題を中心に論じ、彼の思想営為を近代日本の思想史の展開のなかに位置づける。「戦後の和辻哲郎-「鎖国」を中心に」などを増補。
内容注記 文献:p393~395
ISBN 4-250-21303-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
本体価格 ¥3500
特定資料種別 図書
URL https://www.library.city.hiroshima.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1103586700

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
〈前編〉
序章 現実と解釈
第1章 和辻研究の現在
第2章 和辻の思想形成
第3章 和辻とマルクス主義
第4章 風土論と国民性論
第5章 倫理学の形成
第6章 倫理学と国民道徳論
第7章 解釈学と批判
第8章 中間考察
〈後編〉
第9章 戦後の和辻哲郎
第10章 「文化史」について
第11章 町人道徳について
第12章 「唯物論」と「モラル」
補論1 文化的雑種・再考
補論2 『風土』の草稿について
1 和辻の全体像
2 現実の変容
3 現実の再確立
4 解釈学の成立
5 日本の現実
6 解釈と批判
1 共同性の問題
2 論理の転倒
3 日本精神の再把握
4 「町人根性」について
5 『風土』の言説空間
1 初期評論と道徳
2 国民道徳論体系
1 河上肇と京大事件
2 「学生検挙事件所感」
3 河上の「所感」批判
4 「革命的暴力主義」
5 「唯物的弁証法」批判
6 論争の結末
1 西欧留学
2 国民性について
3 志向性から間柄へ
4 風土性と国民性
1 「倫理学」論文の成立
2 唯物論理解をめぐって
3 欲求概念について
4 ヘーゲルとマルクス
1 国民道徳論をめぐって
2 国家道徳と国民道徳
3 忠君思想の批判
4 国民道徳論論争
5 「国民」の不在
1 現実と解釈
2 和辻・三木と解釈学
3 戸坂潤の解釈学批判
4 和辻・三木批判
5 三木と修辞学
6 和辻と批判的解釈学
1 和辻評価をめぐって
2 近代化とアイデンティティ
3 「いえ」と「くに」
4 近代日本と西欧
1 和辻の〈全体像〉を求めて
2 『鎖国』の思想的課題
3 〈歴史〉の問題
4 「国民」と「日本」
1 「文化史」の意義
2 『鎖国』と『歌舞伎と操り浄瑠璃』
3 「人間の自然性」について
4 「宗教伝説」をめぐって
5 宗教と美
6 近代日本と「宗教」
1 「国民道徳」
2 「国民的自覚」の喪失
3 「町人根性」と「武士道」
4 「家の利己主義」
5 功利主義の支配
1 戸坂像の伝説化
2 「唯物論」について
3 「モラル」とは
4 「モラル」論をめぐる議論
5 言語と表現
1 はじめに
2 「文明」と「文化」
3 「雑種」と「謎」-文化比較の見地から
4 〈変容〉の根拠をめぐって
5 モノについて
1 講義草案「国民性の考察」
2 「日本」の発見-「講義草案」の課題
3 「講義草案」と『風土』
4 風土論の変貌
5 「草案」の独自的意義