こども図書館で児童文化講演会「『スーホの白い馬』の草原を渡って―赤羽末吉の人生と絵本」を開催しました

カテゴリー
こども図書館
記事分類
事業報告
公開日
2020年3月20日

令和2年2月22日(土)に、5-Daysこども文化科学館1階アポロホールで、児童文化講演会「『スーホの白い馬』の草原を渡って―赤羽末吉の人生と絵本」を開催しました。
本年、生誕110年・没後30年を迎える絵本画家・赤羽末吉氏の画業と人生について、赤羽作品研究の第一人者であり、家族としてもそばで見守ってきた、赤羽茂乃氏にお話いただきました。

講演では、写真やスケッチなどの貴重な資料をスクリーンに映しながら、東京での幼い頃の体験や、満州での15年間の暮らしが、赤羽末吉氏の作品に大きな役割を果たしていることを語られました。また、作品に施されたさまざまな工夫や、ユーモアのセンスなどについても、絵本の場面を紹介しながら解説してくださいました。
家族だからこそ知るエピソードを交えてのお話は大変興味深く、赤羽末吉氏の人柄に触れ、作品への理解と関心が高まった2時間でした。

参加された皆様からは、「赤羽末吉さんの人柄や、子どもへの深い思いを知る事ができ、ますます絵本への興味がわきました」「作品の裏の貴重な話が聞けて感動しました」などの感想が寄せられました。

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