令和5年6月25日に「第1回 認知症ブックカフェ~ブックカバーづくりと「認知症にやさしい」を考える~」を開催しました。
最初に、広島都市学園大学図書館サークルの学生が、認知症の人にとって認識しやすい色があることなど「認知症にやさしい」とはどのようなことか考えたことを発表しました。また、図書館と連携した認知症に関する展示等これまでの取り組みや、ブックカバーに使用する折り鶴再生紙についての説明がありました。
続いて、折り鶴再生紙でブックカバーを作りました。学生が手順を説明し、参加者がブックカバーを作り、それぞれが思い思いに飾り付けをしました。完成したものをグループ内で披露したときには、笑顔が多く見られました。
最後は、学生が2階の各自由閲覧室にある認知症関連図書コーナーや闘病記コーナーなどの案内をしました。大活字本(大きな活字で印刷された本)も紹介しました。
参加者のアンケートには「学生さんが積極的にかかわっておられ、すごいと思いました。」「参加される方のために」という思いがよく分かりました。」「館内案内で新しい発見があり有意義でした。」といった声が寄せられ、大変好評でした。
9月には、「認知症と環境」をテーマに資料展示をします。また、認知症サポーター養成講座を開催します。こちらにもぜひ、ご参加ください。