令和4年11月20日(日)と11月27日(日)に「図書館で、音楽を使った回想法体験」を開催しました。花岡秀明氏(広島大学教授・作業療法士)を進行役に迎え、花岡氏による回想法についての解説の後、懐かしの曲をレコードプレイヤーで楽しむ音楽鑑賞(協力/パナソニック株式会社)と語り合いを、前半と後半に分けて2回行いました。
前半は1950年代から1960年代前半の音楽、後半は1960年代後半から1970年代の音楽から、参加者のリクエストで曲目を決めたところ、「テネシー・ワルツ」パティ・ペイジ(1950年)や「冬が来る前に」紙ふうせん(1977年)といった曲に人気が集まりました。
語り合いでは、広島大学医学部保健学科作業療法学専攻学生と広島都市学園大学図書館サークルの学生の司会のもと交流(回想活動)をしました。音楽鑑賞した曲のタイトルが会話の中に登場したり、学生時代や仕事、結婚の話など、音楽から連想された当時の生活やその時どのように感じていたかの話題が多くあがっていました。
2日間で36名の方が参加され、好評をいただきました。